プロツアー成績優秀者デッキリスト公開
2015年4月13日 マジック:ザ・ギャザリング やっはろーこんにちは、炎上院すばらだよ!
最近関東は天気が崩れがちでなかなか出かけにくいことが多くなっています。おもんないね。
さて、ドラフト&スタンダードで行なわれたプロツアー「タルキール龍紀伝」、劇的な結末になりましたね。観戦している私もマジック熱が暴走しそうになってしまいそうなほどに影響を受けました。
そんな素晴らしかったプロツアーですが、当然この結果は私たちが普段プレイしている場にも大きな影響を与えることになります。プロツアーで活躍したデッキやカードは、今後私達の相棒となってくれるかもしれませんし、大きな障害として立ちはだかってくるかもしれません。
それではどのようなものが私たちの助けになるか、どのようなものが壁となるか。それを知るためにプロツアーの結果は必ず隅々まで調べておくべきであると私は思います。それはベスト8のデッキリストだけではなく、挙がっている限りのリスト全てです。
例えば、去年のプロツアーM15などはベスト8の結果を受けてニッサが大暴騰を起こしたことなどがありましたが、成績優秀者のリストも全て読み込んでいれば本当にこれから暴れるカードはゴブリンの熟練扇動者だったのだと気付くことが出来たはずなのです。ベスト8にはいなかったものの成績優秀陣には多くの赤単が存在しており、事実プロツアーの翌週のグランプリでは早速赤単が優勝して熟練扇動者の値段が10倍以上に跳ね上がったのも今となっては良い思い出です。
それではスタンダードの成績優秀者リストを見て、気になったところなどをぴっくあっぷしていきたいと思います。
24-27 Point Standard Decklists
(http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptdtk/24-27-point-standard-decklists-2015-04-12)
21-23 Point Standard Decklists
(http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptdtk/21-23-point-standard-decklists-2015-04-12)
18-20 Point Standard Decklists
(http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptdtk/18-20-point-standard-decklists-2015-04-12)
数だけを見るのであれば、青黒(tオジュタイ)コントロール、アブザン(アグロ、コントロール)、赤単、緑信心辺りが頭ひとつ抜けている結果と言えるでしょう。惜しくもプロツアーのベスト8自体にはアブザンアグロは存在しなかったために、もしかしたらアブザンアグロはオワコンなんて早合点してしまっている方もいるのかもしれませんが、この結果はアブザンアグロもまだまだトップデッキの一角として十分なデッキパワーを持っていることを証明しているでしょう。
アブザンアグロは今弾ではスラークとドロモカの命令の加入が主でしたが、地味に始まりの木の管理人の採用率も高いのが気になります。ロックや精霊など5マナを排除してスーラクと管理人を採用するのが今後のアブザンアグロのスタンダードとなるのでしょうか?
赤単、緑信心、青黒コンと相性だけでいえばかなり逆風と言える環境ですが、それでも結果を残していると言うのはデッキパワーがそれだけ高いという証明でしょうか。
アブザンコントロールもそのデッキパワーから高い使用率を誇りました。
見たところ構築自体に大きな変更はないように思えますが、未だ一級線で戦えるデッキパワーを持ち合わせています。
しかしまぁこちらも赤単、緑信心、青黒コンと厳しそうなデッキばかり相手にするような気もするんですけどどうなんでしょうか。
そして圧倒的二日目突破率を誇った青黒コン、上位にも非常に多くのユーザーを輩出しました。我々日本人としては、やはり八十岡氏のメイン氷瀑の執政、龍王シルムガル、漂う死、シルムガルの構築に目がいきがちですが、全体では漂う死、シルムガルと龍王 オジュタイを採用したタイプが非常に多い印象を受けました。チャネルも持ち込んだのはオジュタイをタッチした形の青黒コンでしたね。
対赤単に対しての勝率はやや怪しいところがありますが、緑系ミッドレンジに対してはとんでもない強さを誇ります。八十岡氏の準優勝効果もあり、今後数を増やしていく可能性が高いと思います。
まぁ青黒コン使うのは構わないんだけど、八十岡氏のデッキリストだけじゃなくてプレイ速度も真似してくれよなー頼むよ頼むよ~~~
また、緑(t赤or白)信心系統の健闘も非常に印象的でした。一時は絶滅したと思われていましたが、前環境後半から今回にかけて目覚ましい活躍を見せています。
死霧の猛禽やスーラク、失われた業の巫師など、取り入れられているカードは個々によるところがありますが、特にt赤の龍王アタルカのインパクトは非常に大きいものだったと思います。このデッキでならば7マナは簡単に出せる方ですし、緑信心では苦手だった除去を打ちながら8/8という化け物スペックを兼ね揃えています。
これもまたアブザンのような緑系ミッドレンジに対して非常に相性が良いのですが、青黒コンに対する相性に不安を感じます。今後青黒コンの数があまりに多いようであれば構築に工夫を持たせる必要がありそうです。
そしてプロツアー優勝を飾った赤単。使用率もトップでした。
実は使用率トップに対して、スタン8-2以上の結果を残した赤単使いはわずか1名だという現実には目を瞑りましょう。
値段面や今回の優勝効果もあって今後確実に数を増やしそうなデッキタイプです。特に来週のゲームデー辺りだと青黒コンと並んで真っ先に目の敵にされそうな感じです。
果たしてメタられてからも結果を残せるでしょうか、今後が楽しみなデッキタイプです。
その他珍しいデッキもありましたがそれは次回更新する時に。
最近関東は天気が崩れがちでなかなか出かけにくいことが多くなっています。おもんないね。
さて、ドラフト&スタンダードで行なわれたプロツアー「タルキール龍紀伝」、劇的な結末になりましたね。観戦している私もマジック熱が暴走しそうになってしまいそうなほどに影響を受けました。
そんな素晴らしかったプロツアーですが、当然この結果は私たちが普段プレイしている場にも大きな影響を与えることになります。プロツアーで活躍したデッキやカードは、今後私達の相棒となってくれるかもしれませんし、大きな障害として立ちはだかってくるかもしれません。
それではどのようなものが私たちの助けになるか、どのようなものが壁となるか。それを知るためにプロツアーの結果は必ず隅々まで調べておくべきであると私は思います。それはベスト8のデッキリストだけではなく、挙がっている限りのリスト全てです。
例えば、去年のプロツアーM15などはベスト8の結果を受けてニッサが大暴騰を起こしたことなどがありましたが、成績優秀者のリストも全て読み込んでいれば本当にこれから暴れるカードはゴブリンの熟練扇動者だったのだと気付くことが出来たはずなのです。ベスト8にはいなかったものの成績優秀陣には多くの赤単が存在しており、事実プロツアーの翌週のグランプリでは早速赤単が優勝して熟練扇動者の値段が10倍以上に跳ね上がったのも今となっては良い思い出です。
それではスタンダードの成績優秀者リストを見て、気になったところなどをぴっくあっぷしていきたいと思います。
24-27 Point Standard Decklists
(http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptdtk/24-27-point-standard-decklists-2015-04-12)
21-23 Point Standard Decklists
(http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptdtk/21-23-point-standard-decklists-2015-04-12)
18-20 Point Standard Decklists
(http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptdtk/18-20-point-standard-decklists-2015-04-12)
数だけを見るのであれば、青黒(tオジュタイ)コントロール、アブザン(アグロ、コントロール)、赤単、緑信心辺りが頭ひとつ抜けている結果と言えるでしょう。惜しくもプロツアーのベスト8自体にはアブザンアグロは存在しなかったために、もしかしたらアブザンアグロはオワコンなんて早合点してしまっている方もいるのかもしれませんが、この結果はアブザンアグロもまだまだトップデッキの一角として十分なデッキパワーを持っていることを証明しているでしょう。
アブザンアグロは今弾ではスラークとドロモカの命令の加入が主でしたが、地味に始まりの木の管理人の採用率も高いのが気になります。ロックや精霊など5マナを排除してスーラクと管理人を採用するのが今後のアブザンアグロのスタンダードとなるのでしょうか?
赤単、緑信心、青黒コンと相性だけでいえばかなり逆風と言える環境ですが、それでも結果を残していると言うのはデッキパワーがそれだけ高いという証明でしょうか。
アブザンコントロールもそのデッキパワーから高い使用率を誇りました。
見たところ構築自体に大きな変更はないように思えますが、未だ一級線で戦えるデッキパワーを持ち合わせています。
しかしまぁこちらも赤単、緑信心、青黒コンと厳しそうなデッキばかり相手にするような気もするんですけどどうなんでしょうか。
そして圧倒的二日目突破率を誇った青黒コン、上位にも非常に多くのユーザーを輩出しました。我々日本人としては、やはり八十岡氏のメイン氷瀑の執政、龍王シルムガル、漂う死、シルムガルの構築に目がいきがちですが、全体では漂う死、シルムガルと龍王 オジュタイを採用したタイプが非常に多い印象を受けました。チャネルも持ち込んだのはオジュタイをタッチした形の青黒コンでしたね。
対赤単に対しての勝率はやや怪しいところがありますが、緑系ミッドレンジに対してはとんでもない強さを誇ります。八十岡氏の準優勝効果もあり、今後数を増やしていく可能性が高いと思います。
また、緑(t赤or白)信心系統の健闘も非常に印象的でした。一時は絶滅したと思われていましたが、前環境後半から今回にかけて目覚ましい活躍を見せています。
死霧の猛禽やスーラク、失われた業の巫師など、取り入れられているカードは個々によるところがありますが、特にt赤の龍王アタルカのインパクトは非常に大きいものだったと思います。このデッキでならば7マナは簡単に出せる方ですし、緑信心では苦手だった除去を打ちながら8/8という化け物スペックを兼ね揃えています。
これもまたアブザンのような緑系ミッドレンジに対して非常に相性が良いのですが、青黒コンに対する相性に不安を感じます。今後青黒コンの数があまりに多いようであれば構築に工夫を持たせる必要がありそうです。
そしてプロツアー優勝を飾った赤単。使用率もトップでした。
値段面や今回の優勝効果もあって今後確実に数を増やしそうなデッキタイプです。特に来週のゲームデー辺りだと青黒コンと並んで真っ先に目の敵にされそうな感じです。
果たしてメタられてからも結果を残せるでしょうか、今後が楽しみなデッキタイプです。
その他珍しいデッキもありましたがそれは次回更新する時に。
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