はろはろ~炎上院すばらだよ~
今回はプロツアー『タルキール龍紀伝』 成績優秀者デッキリストの中でも、あまり数が多くなかったり珍しかったりするデッキリストを紹介していこうって感じの記事を書きたいと思います。いぇい!
それでは以下よりどうぞ~
チーム「Ultra PRO」が持ち込んだというデッキ赤緑「Bees」。
普通の赤緑アグロと違うのはメインからスズメバチの巣が取られていること。
それとセテッサ式戦術や焙り焼きといったカードを使うことによって多くの蜂トークンを生み出すことが出来ます。
スズメバチの巣は数多かった赤単や赤緑に対して非常に優秀なカードであり、対策手段はあるので頼り切りには出来ないもののアブザンアグロなどに対しても足止めとして使うことが出来ます。それをメインからガン積みなので、ビートダウン系統には優位に立てるでしょう。
一方で青黒系コントロールにはセテッサ式戦術と合わせて腐ってしまうのが難点です。もしこれからこのデッキを使おうと思うのであれば、サイドの青黒コン対策をもっと増やして使う方がいいかもしれません。
集合した中隊が目を引く白緑デッキ。
ただこれを使いやすくしただけのデッキではなく、シンボルが濃いカードが多いことを考えてハイドラの血や恭しき狩人、ニクソスにサイドのナイレアの信奉者などの信心要素といった絶妙なカードの採用センスが光ります。
他のアグロとは全く違うベクトルからのアプローチに感動を覚える一作だと感じます。
フューチャーで対戦して一気に話題になったオジュタイバント。最終結果も8-2と上々な結果に。本人がツイッターで棲み家の防御者はやべーとか言ってたのが印象的ですね。そのせいで値上げやばかったんですけど。
こちらも白緑ビートダウンのように見えて棲み家の防御者&死霧の猛禽パッケージや龍王オジュタイが採用されているのが魅力的です。普通にビートダウンに比べると、長期戦にも強そうな作りになっていますね。
青を取ることによってサイドにカウンター系を取ることが出来るのも強みのひとつであると思います。
新弾発売前はナーセットやオジュタイの命令によって復権するかも? と言われていた青白コントロール。しかし現実は青黒コンのままであり、メタゲームブレイクダウンを見ても青白コン使いはわずかに2名でした。
しかしそのうちの1人が7-2-1フィニッシュ。コントロールの中でも目立つリストを残す事が出来ました。しかしナーセットもオジュタイの命令も採用されていない
(注:残りの1人は6勝3敗1分けでレシピを残しており、そちらはナーセットもオジュタイの命令も採用している模様)
白を取ることによって得たものは昔から相変わらずフィニッシャーとして信頼されているエルズペスと新しい戦力の荒野の確保。荒野の確保はインスタントタイミングでトークンを出すことが出来るため、カウンターを構えながらクロックを用意したり、赤単などのクリーチャーをブロックして大量にアドを稼いだりすることが出来ます。
今回の結果を受けてしまってはさすがに青黒コンが主流になってしまいそうですが、青白は今後意地を見せることが出来るでしょうか……?
前に結果を残したジェスカイヒロイックもなんだよと思ったら今度はバントヒロイック!?
緑要素は一体なんぞやと思ったらドロモカの命令。確かに英雄的でのこのカードは英雄的を発動させつつ除去が出来ると言う素晴らしいカードだ。
さらに僧院の導師まで入っており、今までの青白英雄とはまた一味違ったようなデッキに仕上がっています。
Tom Rossもバントヒロイックを使用しているので、何かしらでプレイングガイドなどが公開されると嬉しいですね。
メインクリーチャーはドラゴンだけで構成されており、スペルの龍詞の咆哮/忌呪の発動/命運の核心を強く使える構成となっています。
クリーチャーの3種類はどれも攻撃的なドラゴンばかりであり、クロックとしては申し分ないでしょう。
二色なので色事故も起き難いのが強みです、私はラクドスカラーが好きなので、こういうクロックと除去とハンデスという赤黒らしいデッキには非常に好印象を抱きました。
赤緑や青黒だけでなく、様々なカラーリングでドラゴンデッキが開発されると面白いですね。
楔三色がメインのタルキール世界で、 弧三色で挑むのはバントだけではなかった。
白赤緑。
そう、この色の組み合わせはナヤカラー。弧三色と呼ばれる色の組み合わせの1つなのです。
このデッキはマナクリーチャーから龍王アタルカや太陽の勇者、エルズペスなどの大型を素早く出す王道のランプ戦術を取るデッキです。
素早く出てきた大型の脅威は相手に抵抗すら許さず押し潰します。4,5T目に出てくるエルズペスやアタルカなど暴力そのものと言っていいでしょう。
ドラゴンが囲うスタンダード(http://coverage.mtg-jp.com/ptdtk15/article/014697/#)でも紹介されたジェスカイドラゴン。
今回のプロツアーでも株を上げた雷破の執政、氷瀑の執政、龍王オジュタイが全て採用された贅沢なデッキとなっております。
前のSCGで結果を残した赤青ドラゴンに龍王オジュタイというフィニッシャーが追加されたことによって更なるデッキパワーの向上に繋がったことでしょう。
軽い除去とカウンターによってクロックパーミ気味に動くことも出来、赤単や青黒コン相手にも上手く戦うことが出来ると感じました。
フューチャーで大暴れして一時期騒然となった魂剥ぎデッキ。
魂剥ぎで彩色マンティコアを除外すればやばそうなんてカジュアル発想を本当にデッキに仕込み、プロツアーに参加するだなんて!
今回のプロツアーで珍しいデッキといえばこのデッキを挙げないわけにはいかないでしょう。
ただそのロマン砲を入れているだけではなく、ベースは大真面目なスゥルタイ探査。シディシウィップ気味に動くことも出来ますが、鞭は非採用のようです。
他にも墓地を肥やす上で強いカードが取られており、普通に戦ってもそれほど弱いようには思えません。もしかして今後使われることもあるのかもしれません……?
大体以上です。今後のメタゲームに関わるかどうかは分かりませんが、このマジックというゲームの構築の自由さを改めて感じるリストの数々でした。
もしかしたらこのリストに感銘を受けた人が、あなたの対戦相手になるのかもしれません。なので、これらのリストも目を通しておくべきでしょう。
もちろん、自分がこれを参考にしてデッキを組むのもありでしょう。
この混沌としたスタンダード環境、何かが突然勝ち組に躍り出る可能性は誰にも否定出来ないのです。
今回はプロツアー『タルキール龍紀伝』 成績優秀者デッキリストの中でも、あまり数が多くなかったり珍しかったりするデッキリストを紹介していこうって感じの記事を書きたいと思います。いぇい!
それでは以下よりどうぞ~
【スタンダード】赤緑「Bees」 8勝1敗1分
http://teamys.net/top/deckall.php/STANDARD/1/915196/
クリーチャー:22
4:《エルフの神秘家/Elvish Mystic》C14
4:《森の女人像/Sylvan Caryatid》THS
4:《スズメバチの巣/Hornet Nest》M15
1:《灰雲のフェニックス/Ashcloud Phoenix》KTK
2:《囁きの森の精霊/Whisperwood Elemental》FRF
1:《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》THS
1:《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》THS
1:《龍王アタルカ/Dragonlord Atarka》DTK
4:《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》BNG
呪文:15
3:《セテッサ式戦術/Setessan Tactics》JOU
4:《召喚の調べ/Chord of Calling》M15
3:《焙り焼き/Roast》DTK
3:《歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Reveler》THS
2:《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster》M15
土地:23
4:《山/Mountain》DTK
9:《森/Forest》DTK
1:《岩だらけの高地/Rugged Highlands》FRF
4:《奔放の神殿/Temple of Abandon》THS
1:《マナの合流点/Mana Confluence》JOU
4:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》KTK
サイドボード:15
2:《再利用の賢者/Reclamation Sage》C14
1:《灰雲のフェニックス/Ashcloud Phoenix》KTK
1:《囁きの森の精霊/Whisperwood Elemental》FRF
1:《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》THS
1:《高木の巨人/Arbor Colossus》THS
1:《小走り破滅エンジン/Scuttling Doom Engine》M15
1:《加護のサテュロス/Boon Satyr》THS
2:《引き裂く流弾/Rending Volley》DTK
3:《マグマのしぶき/Magma Spray》JOU
1:《歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Reveler》THS
1:《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster》M15
チーム「Ultra PRO」が持ち込んだというデッキ赤緑「Bees」。
普通の赤緑アグロと違うのはメインからスズメバチの巣が取られていること。
それとセテッサ式戦術や焙り焼きといったカードを使うことによって多くの蜂トークンを生み出すことが出来ます。
スズメバチの巣は数多かった赤単や赤緑に対して非常に優秀なカードであり、対策手段はあるので頼り切りには出来ないもののアブザンアグロなどに対しても足止めとして使うことが出来ます。それをメインからガン積みなので、ビートダウン系統には優位に立てるでしょう。
一方で青黒系コントロールにはセテッサ式戦術と合わせて腐ってしまうのが難点です。もしこれからこのデッキを使おうと思うのであれば、サイドの青黒コン対策をもっと増やして使う方がいいかもしれません。
【スタンダード】セレズニアカンパニー 8勝2敗
http://teamys.net/top/deckall.php/STANDARD/1/915210/
クリーチャー:27
4:《エルフの神秘家/Elvish Mystic》C14
4:《毅然さの化身/Avatar of the Resolute》DTK
3:《棲み家の防御者/Den Protector》DTK
4:《羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion》THS
4:《恭しき狩人/Reverent Hunter》THS
4:《狩猟の統率者、スーラク/Surrak, the Hunt Caller》DTK
4:《加護のサテュロス/Boon Satyr》THS
呪文:11
2:《ハイドラの血/Aspect of Hydra》BNG
2:《勇敢な姿勢/Valorous Stance》FRF
3:《ドロモカの命令/Dromoka’s Command》DTK
4:《集合した中隊/Collected Company》DTK
土地:22
2:《平地/Plains》DTK
6:《森/Forest》DTK
2:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》KTK
4:《豊潤の神殿/Temple of Plenty》BNG
2:《マナの合流点/Mana Confluence》JOU
4:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》KTK
2:《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》THS
サイドボード:15
1:《再利用の賢者/Reclamation Sage》C14
4:《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple》THS
2:《勇気の元型/Archetype of Courage》BNG
1:《神々の思し召し/Gods Willing》THS
1:《ハイドラの血/Aspect of Hydra》BNG
2:《勇敢な姿勢/Valorous Stance》FRF
1:《ドロモカの命令/Dromoka’s Command》DTK
2:《垂直落下/Plummet》M15
1:《強大化/Become Immense》KTK
集合した中隊が目を引く白緑デッキ。
ただこれを使いやすくしただけのデッキではなく、シンボルが濃いカードが多いことを考えてハイドラの血や恭しき狩人、ニクソスにサイドのナイレアの信奉者などの信心要素といった絶妙なカードの採用センスが光ります。
他のアグロとは全く違うベクトルからのアプローチに感動を覚える一作だと感じます。
【スタンダード】オジュタイバント 8勝2敗
http://teamys.net/top/deckall.php/STANDARD/1/915223/
クリーチャー:28
4:《エルフの神秘家/Elvish Mystic》C14
4:《棲み家の防御者/Den Protector》DTK
4:《森の女人像/Sylvan Caryatid》THS
4:《羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion》THS
4:《死霧の猛禽/Deathmist Raptor》DTK
2:《狩猟の統率者、スーラク/Surrak, the Hunt Caller》DTK
3:《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》DTK
3:《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》BNG
呪文:8
3:《勇敢な姿勢/Valorous Stance》FRF
3:《ドロモカの命令/Dromoka’s Command》DTK
2:《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》FRF
土地:24
2:《平地/Plains》DTK
1:《島/Island》DTK
4:《森/Forest》DTK
4:《豊潤の神殿/Temple of Plenty》BNG
2:《マナの合流点/Mana Confluence》JOU
4:《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》M15
3:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》KTK
4:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》KTK
サイドボード:15
2:《スズメバチの巣/Hornet Nest》M15
1:《頑固な否認/Stubborn Denial》KTK
1:《勇敢な姿勢/Valorous Stance》FRF
1:《否認/Negate》DTK
1:《ドロモカの命令/Dromoka’s Command》DTK
1:《垂直落下/Plummet》M15
3:《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》KTK
2:《異端の輝き/Glare of Heresy》THS
3:《氷固め/Encase in Ice》DTK
フューチャーで対戦して一気に話題になったオジュタイバント。最終結果も8-2と上々な結果に。本人がツイッターで棲み家の防御者はやべーとか言ってたのが印象的ですね。そのせいで値上げやばかったんですけど。
こちらも白緑ビートダウンのように見えて棲み家の防御者&死霧の猛禽パッケージや龍王オジュタイが採用されているのが魅力的です。普通にビートダウンに比べると、長期戦にも強そうな作りになっていますね。
青を取ることによってサイドにカウンター系を取ることが出来るのも強みのひとつであると思います。
【スタンダード】青白コントロール 7勝2敗1分け
http://teamys.net/top/deckall.php/STANDARD/1/915241/
クリーチャー:2
2:《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》DTK
呪文:31
2:《荒野の確保/Secure the Wastes》DTK
2:《今わの際/Last Breath》THS
2:《否認/Negate》DTK
1:《無効化/Nullify》BNG
4:《予期/Anticipate》DTK
2:《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》KTK
2:《勇敢な姿勢/Valorous Stance》FRF
1:《貪る光/Devouring Light》M15
4:《解消/Dissolve》THS
4:《時を越えた探索/Dig Through Time》KTK
2:《対立の終結/End Hostilities》KTK
2:《危険な櫃/Perilous Vault》M15
3:《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》THS
土地:27
4:《平地/Plains》DTK
7:《島/Island》DTK
4:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》KTK
1:《精霊龍の安息地/Haven of the Spirit Dragon》DTK
3:《光輝の泉/Radiant Fountain》M15
4:《啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment》BNG
4:《平穏な入り江/Tranquil Cove》FRF
サイドボード:15
2:《否認/Negate》DTK
2:《光輝の粛清/Radiant Purge》DTK
2:《急報/Raise the Alarm》M15
2:《正義のうねり/Surge of Righteousness》DTK
1:《勇敢な姿勢/Valorous Stance》FRF
2:《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》KTK
1:《異端の輝き/Glare of Heresy》THS
1:《対立の終結/End Hostilities》KTK
1:《宝船の巡航/Treasure Cruise》KTK
1:《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》FRF
新弾発売前はナーセットやオジュタイの命令によって復権するかも? と言われていた青白コントロール。しかし現実は青黒コンのままであり、メタゲームブレイクダウンを見ても青白コン使いはわずかに2名でした。
しかしそのうちの1人が7-2-1フィニッシュ。コントロールの中でも目立つリストを残す事が出来ました。
(注:残りの1人は6勝3敗1分けでレシピを残しており、そちらはナーセットもオジュタイの命令も採用している模様)
白を取ることによって得たものは昔から相変わらずフィニッシャーとして信頼されているエルズペスと新しい戦力の荒野の確保。荒野の確保はインスタントタイミングでトークンを出すことが出来るため、カウンターを構えながらクロックを用意したり、赤単などのクリーチャーをブロックして大量にアドを稼いだりすることが出来ます。
今回の結果を受けてしまってはさすがに青黒コンが主流になってしまいそうですが、青白は今後意地を見せることが出来るでしょうか……?
【スタンダード】バントヒロイック 7勝3敗
http://teamys.net/top/deckall.php/STANDARD/1/915251/
クリーチャー:16
2:《ラゴンナ団の先駆者/Lagonna-Band Trailblazer》JOU
4:《恩寵の重装歩兵/Favored Hoplite》THS
4:《イロアスの英雄/Hero of Iroas》BNG
4:《道の探求者/Seeker of the Way》KTK
2:《僧院の導師/Monastery Mentor》FRF
呪文:22
2:《アジャニの存在/Ajani’s Presence》JOU
4:《果敢な一撃/Defiant Strike》KTK
4:《神々の思し召し/Gods Willing》THS
4:《ドロモカの命令/Dromoka’s Command》DTK
1:《宝船の巡航/Treasure Cruise》KTK
1:《液態化/Aqueous Form》THS
2:《ヘリオッドの試練/Ordeal of Heliod》THS
4:《タッサの試練/Ordeal of Thassa》THS
土地:22
4:《平地/Plains》DTK
1:《島/Island》DTK
1:《森/Forest》DTK
4:《マナの合流点/Mana Confluence》JOU
3:《啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment》BNG
1:《豊潤の神殿/Temple of Plenty》BNG
4:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》KTK
4:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》KTK
サイドボード:15
1:《ラゴンナ団の先駆者/Lagonna-Band Trailblazer》JOU
3:《頑固な否認/Stubborn Denial》KTK
2:《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》KTK
2:《異端の輝き/Glare of Heresy》THS
1:《宝船の巡航/Treasure Cruise》KTK
1:《液態化/Aqueous Form》THS
1:《ヘリオッドの試練/Ordeal of Heliod》THS
4:《氷固め/Encase in Ice》DTK
前に結果を残したジェスカイヒロイックもなんだよと思ったら今度はバントヒロイック!?
緑要素は一体なんぞやと思ったらドロモカの命令。確かに英雄的でのこのカードは英雄的を発動させつつ除去が出来ると言う素晴らしいカードだ。
さらに僧院の導師まで入っており、今までの青白英雄とはまた一味違ったようなデッキに仕上がっています。
Tom Rossもバントヒロイックを使用しているので、何かしらでプレイングガイドなどが公開されると嬉しいですね。
【スタンダード】ラクドスドラゴンズ 7勝3敗
http://teamys.net/top/deckall.php/STANDARD/1/915262/
クリーチャー:10
4:《雷破の執政/Thunderbreak Regent》DTK
4:《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》THS
2:《嵐の憤怒、コラガン/Kolaghan, the Storm’s Fury》FRF
呪文:25
3:《龍詞の咆哮/Draconic Roar》DTK
3:《胆汁病/Bile Blight》BNG
3:《忌呪の発動/Foul-Tongue Invocation》DTK
2:《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》DTK
4:《英雄の破滅/Hero’s Downfall》THS
4:《思考囲い/Thoughtseize》THS
3:《骨読み/Read the Bones》C14
1:《命運の核心/Crux of Fate》FRF
2:《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster》M15
土地:25
4:《沼/Swamp》DTK
5:《山/Mountain》DTK
1:《光輝の泉/Radiant Fountain》M15
4:《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》KTK
4:《血溜まりの洞窟/Bloodfell Caves》FRF
2:《精霊龍の安息地/Haven of the Spirit Dragon》DTK
4:《悪意の神殿/Temple of Malice》BNG
1:《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》M15
サイドボード:15
4:《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》M15
1:《忌呪の発動/Foul-Tongue Invocation》DTK
1:《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》DTK
3:《強迫/Duress》DTK
3:《神々の憤怒/Anger of the Gods》THS
1:《命運の核心/Crux of Fate》FRF
1:《悪性の疫病/Virulent Plague》DTK
1:《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》FRF
メインクリーチャーはドラゴンだけで構成されており、スペルの龍詞の咆哮/忌呪の発動/命運の核心を強く使える構成となっています。
クリーチャーの3種類はどれも攻撃的なドラゴンばかりであり、クロックとしては申し分ないでしょう。
二色なので色事故も起き難いのが強みです、私はラクドスカラーが好きなので、こういうクロックと除去とハンデスという赤黒らしいデッキには非常に好印象を抱きました。
赤緑や青黒だけでなく、様々なカラーリングでドラゴンデッキが開発されると面白いですね。
【スタンダード】ナヤミッドレンジ 7勝3敗
http://teamys.net/top/deckall.php/STANDARD/1/915277/
クリーチャー:16
4:《エルフの神秘家/Elvish Mystic》C14
4:《森の女人像/Sylvan Caryatid》THS
2:《高木の巨人/Arbor Colossus》THS
2:《龍王アタルカ/Dragonlord Atarka》DTK
4:《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》BNG
呪文:19
4:《稲妻の一撃/Lightning Strike》M15
3:《火口の爪/Crater’s Claws》KTK
4:《歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Reveler》THS
1:《英雄の導師、アジャニ/Ajani, Mentor of Heroes》JOU
3:《龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker》KTK
4:《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》THS
土地:25
2:《平地/Plains》DTK
3:《山/Mountain》DTK
3:《森/Forest》DTK
4:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》KTK
4:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》KTK
3:《奔放の神殿/Temple of Abandon》THS
2:《凱旋の神殿/Temple of Triumph》THS
2:《豊潤の神殿/Temple of Plenty》BNG
2:《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》M15
サイドボード:15
3:《灰雲のフェニックス/Ashcloud Phoenix》KTK
2:《高木の巨人/Arbor Colossus》THS
3:《異端の輝き/Glare of Heresy》THS
4:《大地の断裂/Seismic Rupture》DTK
1:《前哨地の包囲/Outpost Siege》FRF
2:《世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker》M15
楔三色がメインのタルキール世界で、 弧三色で挑むのはバントだけではなかった。
白赤緑。
そう、この色の組み合わせはナヤカラー。弧三色と呼ばれる色の組み合わせの1つなのです。
このデッキはマナクリーチャーから龍王アタルカや太陽の勇者、エルズペスなどの大型を素早く出す王道のランプ戦術を取るデッキです。
素早く出てきた大型の脅威は相手に抵抗すら許さず押し潰します。4,5T目に出てくるエルズペスやアタルカなど暴力そのものと言っていいでしょう。
【スタンダード】ジェスカイドラゴン 6勝4敗
http://teamys.net/top/deckall.php/STANDARD/1/915288/
クリーチャー:10
4:《雷破の執政/Thunderbreak Regent》DTK
2:《氷瀑の執政/Icefall Regent》DTK
1:《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》THS
3:《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》DTK
呪文:25
2:《頑固な否認/Stubborn Denial》KTK
3:《乱撃斬/Wild Slash》FRF
4:《予期/Anticipate》DTK
4:《シルムガルの嘲笑/Silumgar’s Scorn》DTK
3:《龍詞の咆哮/Draconic Roar》DTK
3:《勇敢な姿勢/Valorous Stance》FRF
1:《霊気渦竜巻/AEtherspouts》M15
3:《時を越えた探索/Dig Through Time》KTK
2:《神々の憤怒/Anger of the Gods》THS
土地:25
1:《平地/Plains》DTK
3:《島/Island》DTK
2:《山/Mountain》DTK
1:《急流の崖/Swiftwater Cliffs》FRF
1:《凱旋の神殿/Temple of Triumph》THS
4:《天啓の神殿/Temple of Epiphany》JOU
1:《精霊龍の安息地/Haven of the Spirit Dragon》DTK
4:《シヴの浅瀬/Shivan Reef》M15
1:《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》KTK
3:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》KTK
4:《神秘の僧院/Mystic Monastery》KTK
サイドボード:15
4:《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》M15
1:《嵐の神、ケラノス/Keranos, God of Storms》JOU
2:《双雷弾/Twin Bolt》DTK
3:《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》KTK
1:《龍王の大権/Dragonlord’s Prerogative》DTK
1:《神々の憤怒/Anger of the Gods》THS
2:《氷固め/Encase in Ice》DTK
1:《払拭の光/Banishing Light》JOU
ドラゴンが囲うスタンダード(http://coverage.mtg-jp.com/ptdtk15/article/014697/#)でも紹介されたジェスカイドラゴン。
今回のプロツアーでも株を上げた雷破の執政、氷瀑の執政、龍王オジュタイが全て採用された贅沢なデッキとなっております。
前のSCGで結果を残した赤青ドラゴンに龍王オジュタイというフィニッシャーが追加されたことによって更なるデッキパワーの向上に繋がったことでしょう。
軽い除去とカウンターによってクロックパーミ気味に動くことも出来、赤単や青黒コン相手にも上手く戦うことが出来ると感じました。
【スタンダード】彩色剥ぎ 6勝4敗
http://teamys.net/top/deckall.php/STANDARD/1/915292/
クリーチャー:30
4:《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder》M15
4:《森の女人像/Sylvan Caryatid》THS
3:《棲み家の防御者/Den Protector》DTK
4:《死霧の猛禽/Deathmist Raptor》DTK
4:《魂剥ぎ/Soulflayer》FRF
3:《血の暴君、シディシ/Sidisi, Brood Tyrant》KTK
2:《漂う死、シルムガル/Silumgar, the Drifting Death》FRF
2:《苦悶の神、ファリカ/Pharika, God of Affliction》JOU
4:《彩色マンティコア/Chromanticore》BNG
呪文:7
3:《残忍な切断/Murderous Cut》KTK
4:《神々との融和/Commune with the Gods》THS
土地:23
1:《島/Island》DTK
2:《沼/Swamp》DTK
4:《マナの合流点/Mana Confluence》JOU
3:《疾病の神殿/Temple of Malady》JOU
1:《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》M15
1:《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》M15
1:《奔放の神殿/Temple of Abandon》THS
2:《神秘の神殿/Temple of Mystery》THS
1:《豊潤の神殿/Temple of Plenty》BNG
3:《汚染された三角州/Polluted Delta》KTK
1:《砂草原の城塞/Sandsteppe Citadel》KTK
1:《開拓地の野営地/Frontier Bivouac》KTK
2:《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》M15
サイドボード:15
1:《奔流の精霊/Torrent Elemental》FRF
1:《女王スズメバチ/Hornet Queen》M15
1:《アンデッドの大臣、シディシ/Sidisi, Undead Vizier》DTK
1:《龍王シルムガル/Dragonlord Silumgar》DTK
1:《死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead》THS
1:《否認/Negate》DTK
1:《スゥルタイの魔除け/Sultai Charm》KTK
1:《英雄の破滅/Hero’s Downfall》THS
1:《残忍な切断/Murderous Cut》KTK
3:《思考囲い/Thoughtseize》THS
3:《悲哀まみれ/Drown in Sorrow》BNG
フューチャーで大暴れして一時期騒然となった魂剥ぎデッキ。
魂剥ぎで彩色マンティコアを除外すればやばそうなんてカジュアル発想を本当にデッキに仕込み、プロツアーに参加するだなんて!
今回のプロツアーで珍しいデッキといえばこのデッキを挙げないわけにはいかないでしょう。
ただそのロマン砲を入れているだけではなく、ベースは大真面目なスゥルタイ探査。シディシウィップ気味に動くことも出来ますが、鞭は非採用のようです。
他にも墓地を肥やす上で強いカードが取られており、普通に戦ってもそれほど弱いようには思えません。もしかして今後使われることもあるのかもしれません……?
大体以上です。今後のメタゲームに関わるかどうかは分かりませんが、このマジックというゲームの構築の自由さを改めて感じるリストの数々でした。
もしかしたらこのリストに感銘を受けた人が、あなたの対戦相手になるのかもしれません。なので、これらのリストも目を通しておくべきでしょう。
もちろん、自分がこれを参考にしてデッキを組むのもありでしょう。
この混沌としたスタンダード環境、何かが突然勝ち組に躍り出る可能性は誰にも否定出来ないのです。
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