※ディールシャッフル(パイルシャッフル)とは。
 テーブル上のいくつかの場所に順番に1枚ずつカードを配っていく。全てのカードを配り終えたらテーブルの上にできたいくつかのパケットを重ねて1つにまとめる。時間がかかるという欠点がある。1人がデックを引くというトレーディングカードゲームでカードを傷めないシャッフル方法として頻繁に行われる。(引用:ウィキペディア)


 MTG界隈だとほぼ皆やってると思うので、見覚えやり覚えのある方も多いと思います。

 このシャッフルのメリットはメインデッキの枚数に間違いがないかを確認することが出来ることです。
 うっかりケースの中にカードが一枚入りっぱなしでメインが59だったみたいなことを事前に防ぐために、やる人は多いのではないでしょうか。

 しかし、このシャッフル、カードを混ぜる方法としては別にそれ程適しているわけではないんですよね。
 適しているどころか無意味であるとすら言えます。ただ並べてるだけです。
 その時間でファロー数十回混ぜた方がよっぽどマシです。


【翻訳】PVの教える、素早いプレイ6個のポイント・引き分けを避けるために by Paulo Vitor Damo da Rosa
http://mtgoversears.com/post-1477/

 この記事でも触れられていますが、

>シャッフルを早くする方法も知るべきで、特にパイルシャッフルを減らすことは意識して欲しい。
>パイルシャッフルの主な目的はデッキの枚数を数えることだ(対戦相手のデッキも含む)。
>一度やったら充分で、それ以上は余計な時間だ。

 プロプレイヤーの言葉を盾にするような言い方であれですけども、これはまったくもって! と私は思っています。

 しかし、どうも大会ではマリガンをする度にディールをする人が異様に多いように感じます。
 ディールは60枚きっちりやればそれなりに時間が掛かるシャッフルです。その間、対戦相手を長く待たせてしまうだけでなく、共有であるはずの制限時間まで奪い去ってしまいます。
 そのくせディールではそこまでカードは混ざりません。そもそもマリガンでシャッフルするなら見たカードは上から7枚(-マリガン回数)だけ。
 何故、マリガンをする度に時間も掛かり非効率的であるディールをやり直すのでしょうか?
 理由があれば、是非わたしに教えていただきたいと思っています。

 私も、PV氏と同様に大会でディールシャッフルをするのは最初の一度だけで十分だと考えています。
 マリガン後は、ファローを念入りにやるだけで問題はないはずです。
 もしも、あなたもマリガンの度にディールシャッフルをしているのであれば、一度考え直して欲しいと思います。

コメント

雪
2015年7月23日23:35

ファロー(半分に分けて横から突っ込むやつの事よね?)もそんなにランダム化してくれるシャッフルじゃないから
あれはきっちりしたやり方でやると何回目かで一周して大体元の並びに戻ってしまう
なのでランダム化のためには複数のシャッフルを組み合わせるべきで、私は

ディール → 山を2つ集めるごとにヒンズー → ファロー3~5回 → ヒンズー → ファロー3~5回

をシャッフルの1セットにしている
あと対戦相手の準備が終わっていなければ終わるまでヒンズーとファローの繰り返し

風見
2015年7月24日14:57

他人のスリーブでも力任せに横からぶっ刺して破けそうになる人がたまにいるけど
あれはホントに勘弁してほしい。
「そんなに大事ならダブルしたら?シャッフルはしないといけないしー」
とかいわれたら・・・。
対戦相手のデッキを念入りにシャッフルしたいなら雪さんがいってるみたいに
複数のシャッフルしてくれたらいいんですが、横からを念入りにやる人はほんと怖い。
...

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