沙織「きっとこれだよ、ブルムくま!!」
玄人おじさん「ほう、2マナ2/2のバニラクリーチャーか……」
・問題
武部沙織のセリフからどのようにして「2マナ2/2のバニラクリーチャー」という答えに行き着いたのか、その過程を述べなさい。
ただし、「熊=2マナ2/2バニラ」の法則は使わないものとする。
どうもこんにちは、山吹です。
先日、とうとう大洗へと行ってきました。
ガルパンだけでなく、現地の食や人の素晴らしさに多々触れる機会に恵まれ、大変有意義な観光となりました。
後日、時間があれば記事として書き残したいです。
さて、今回のお題はすでに上記に記した問題の通りである。
この記事をわざわざ読んでいるガルパンおじさんにはおそらく説明は不要であると思われるが、一応念のために説明しておくと、この沙織のセリフは劇場版にて謎の巨大爆発音がした後に沙織がきっとこれだよと手書き戦車でーたを見せつつ発したものだ。
しかし爆発音が大き過ぎますと即座に秋山優花里に《否定/Contradict》されている。その後の「え~……」と声を漏らす武部殿のセリフだけであんこう鍋が三杯行けますよね。
話戻して、どうして沙織のセリフから2マナ2/2のバニラクリーチャーに行き着くのか。
「え、くまって言ってるから熊=2マナ2/2バニラでしょ?」と解答される方もいるだろうが、それでは減点である。大きく間違っているわけでもないのがアレだが。
それでは、2マナ2/2のバニラに行き着くまでの過程について解説を始めよう。
そもそも、武部沙織の発した『ブルムくま』とはなんなのか? 本当にそのように呼ばれる名前の戦車があるのか?
答えはNOである。これは、『ブルムベア』という名前を沙織が可愛らしく改変したものである。
そしてさらにブルムベアとは何なのかっていうと、これはIV号突撃戦車という戦車の愛称。ニックネーム。だから沙織が言ったブルムくまとはニックネームのニックネームみたいなことになってる。結構凶悪な戦車なのだが、沙織のネーミングセンスにかかればここまで可愛らしく感じることができるらしい。
このブルムベアことIV号突撃戦車とは、ドイツが開発した自走砲である。
当時のドイツ軍歩兵部隊が苦戦しているのを手助けするために提案され、IV号戦車をベースに開発されたもの。攻撃力も防御力も優れており、主に歩兵を援護する市街戦などで活躍した。
ちなみにベースとなったIV号戦車とは我らがあんこうチームが使用している戦車。だから沙織もパッとブルムベアを思いついたのかもしれない。
で、このブルムベアというニックネームだが、ドイツ戦車故に当然ドイツ語なので、そのままでは意味が分かる人はまずいないだろう。
ドイツ語で書くと“Brummbär”、これを日本語読みするとブルムベアなので日本ではブルムベアと呼ばれているらしい。
それで、このブルムベアとは日本語でどういう意味を持つのだろうか?
答えは、灰色熊。気難しい人のことを指す意として用いられる。
さて、点と点が繋がったね。
つまりこの問題の解答は、
・ブルムくま→ブルムベア→灰色熊(気難し屋)→灰色熊(MTG)→2マナ2/2のバニラクリーチャー
Q.E.D.
というわけだ。
お分かりになられただろうか。
これで実はガルパン作中にて武部沙織は2マナ2/2バニラクリーチャーの名前を呼んでいるということが証明されたというわけだ。
実は人々が気が付かない水面下にて、ガルパン内に2マナ2/2のバニラクリーチャーの名前が紛れ込んでいる。これには歴戦のプレインズウォーカー兼ガルパンおじさん達も驚く他無い。
ちなみにただ一つ残念なのはドイツ語版の灰色熊の名前がブルムベアにはなっていないことである。種族名だから仕方ないのかもしれない。
これからは2マナ2/2バニラを見つけた時は、沙織っぽく「ブルムくま!」と呼んでやろう。間違いなく通じなくて場の空気が白けること請け合いである。何かあっても当ブログでは責任を負いかねます。
しかしガルパンのセリフ一つ取ってもマジックが潜んでいるとは……ガルパンMTG道は思ったより奥が深いのかもしれない。
次回も、再びガルパンとMTGを繋ぐ点について書き記したいと思う。それでは。
玄人おじさん「ほう、2マナ2/2のバニラクリーチャーか……」
・問題
武部沙織のセリフからどのようにして「2マナ2/2のバニラクリーチャー」という答えに行き着いたのか、その過程を述べなさい。
ただし、「熊=2マナ2/2バニラ」の法則は使わないものとする。
Grizzly Bears / 灰色熊 (1)(緑)
クリーチャー — 熊(Bear)
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どうもこんにちは、山吹です。
先日、とうとう大洗へと行ってきました。
ガルパンだけでなく、現地の食や人の素晴らしさに多々触れる機会に恵まれ、大変有意義な観光となりました。
後日、時間があれば記事として書き残したいです。
さて、今回のお題はすでに上記に記した問題の通りである。
この記事をわざわざ読んでいるガルパンおじさんにはおそらく説明は不要であると思われるが、一応念のために説明しておくと、この沙織のセリフは劇場版にて謎の巨大爆発音がした後に沙織がきっとこれだよと手書き戦車でーたを見せつつ発したものだ。
しかし爆発音が大き過ぎますと即座に秋山優花里に《否定/Contradict》されている。その後の「え~……」と声を漏らす武部殿のセリフだけであんこう鍋が三杯行けますよね。
話戻して、どうして沙織のセリフから2マナ2/2のバニラクリーチャーに行き着くのか。
「え、くまって言ってるから熊=2マナ2/2バニラでしょ?」と解答される方もいるだろうが、それでは減点である。大きく間違っているわけでもないのがアレだが。
それでは、2マナ2/2のバニラに行き着くまでの過程について解説を始めよう。
そもそも、武部沙織の発した『ブルムくま』とはなんなのか? 本当にそのように呼ばれる名前の戦車があるのか?
答えはNOである。これは、『ブルムベア』という名前を沙織が可愛らしく改変したものである。
そしてさらにブルムベアとは何なのかっていうと、これはIV号突撃戦車という戦車の愛称。ニックネーム。だから沙織が言ったブルムくまとはニックネームのニックネームみたいなことになってる。結構凶悪な戦車なのだが、沙織のネーミングセンスにかかればここまで可愛らしく感じることができるらしい。
このブルムベアことIV号突撃戦車とは、ドイツが開発した自走砲である。
当時のドイツ軍歩兵部隊が苦戦しているのを手助けするために提案され、IV号戦車をベースに開発されたもの。攻撃力も防御力も優れており、主に歩兵を援護する市街戦などで活躍した。
ちなみにベースとなったIV号戦車とは我らがあんこうチームが使用している戦車。だから沙織もパッとブルムベアを思いついたのかもしれない。
で、このブルムベアというニックネームだが、ドイツ戦車故に当然ドイツ語なので、そのままでは意味が分かる人はまずいないだろう。
ドイツ語で書くと“Brummbär”、これを日本語読みするとブルムベアなので日本ではブルムベアと呼ばれているらしい。
それで、このブルムベアとは日本語でどういう意味を持つのだろうか?
答えは、灰色熊。気難しい人のことを指す意として用いられる。
さて、点と点が繋がったね。
つまりこの問題の解答は、
・ブルムくま→ブルムベア→灰色熊(気難し屋)→灰色熊(MTG)→2マナ2/2のバニラクリーチャー
Q.E.D.
というわけだ。
お分かりになられただろうか。
これで実はガルパン作中にて武部沙織は2マナ2/2バニラクリーチャーの名前を呼んでいるということが証明されたというわけだ。
実は人々が気が付かない水面下にて、ガルパン内に2マナ2/2のバニラクリーチャーの名前が紛れ込んでいる。これには歴戦のプレインズウォーカー兼ガルパンおじさん達も驚く他無い。
ちなみにただ一つ残念なのはドイツ語版の灰色熊の名前がブルムベアにはなっていないことである。種族名だから仕方ないのかもしれない。
これからは2マナ2/2バニラを見つけた時は、沙織っぽく「ブルムくま!」と呼んでやろう。間違いなく通じなくて場の空気が白けること請け合いである。何かあっても当ブログでは責任を負いかねます。
しかしガルパンのセリフ一つ取ってもマジックが潜んでいるとは……ガルパンMTG道は思ったより奥が深いのかもしれない。
次回も、再びガルパンとMTGを繋ぐ点について書き記したいと思う。それでは。
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