【パウパー】Boros Monarch is one of the best Pauper deck / ボロス統治者はパウパーにおいて最高のデッキの一つだ!
2018年3月4日 Magic: The Gatheringお前らは翻訳風タイトルが好き過ぎる。
※サンプルレシピです。
やぁどうもこんにちは、山吹 潤だよ。
君達はPauperという最高にホットにしてクールなフォーマットを知っているかい?
今回はそのPauperにて是非プレイしてもらいたいスペシャルなデッキを紹介したいと思う。
Pauperの環境はとても健全で、たくさんの素晴らしいデッキが環境に存在している。
多様過ぎて、はじめてPauperに手を出そうと思えば、おそらくどのデッキを使えばいいか悩んでしまうだろう。一部の青の有名ドローソースを除けば、テキストも分からないカードも多いだろうしね。
私は、そんな人たちにボロス統治者をオススメしたい。
もちろん、すでにパウパーをやっている人たちにもボロス統治者をオススメしたい。
何故ならば、このデッキはとても強いからだ!
このデッキはアドバンテージを稼ぐことに長けていて、優秀な除去も多数取り揃えている。自分だけたくさんドローをするのはこのゲームが出来て以来の25年間、変わらない最高の快感だ。
そしてPauperではサイドボードが弱いデッキもままあるものだが、このデッキはサイドボードまで含めて素晴らしいカードが並んでいる。《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman》と《紅蓮破/Pyroblast》は赤を使う理由の一つとなっているほどだ。
おまけにめちゃくちゃ安く組めるぞ。気になったら晴れる屋のカートに全てぶち込んでみるといい。Tier1のくせに驚くべき安さだ。
さて、具体的なデッキの回し方について解説しよう。
このデッキは軽量クリーチャーが多いが、決してアグロデッキではない。どちらかと言えばコントロール気味ですらあると言っていい。
クリーチャーの《きらめく鷹/Glint Hawk》、《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》、《コーの空漁師/Kor Skyfisher》はボロスの三種の神器だ。
《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》は場に出るだけで、《きらめく鷹/Glint Hawk》と《コーの空漁師/Kor Skyfisher》は《予言のプリズム/Prophetic Prism》や《錬金術師の薬瓶/Alchemist’s Vial》を戻して使いまわすことによってアドバンテージを稼ぐことが出来る。
その上、後者二つは飛行持ちだ。つまりアドバンテージを稼ぎつつクロック要因として活躍してくれると言うわけだ。
基本的にこいつら飛行部隊でドローをしながら相手のライフを削り切り、勝利を狙っていく。これがこのデッキのゲームプランだ。
《宮殿の歩哨/Palace Sentinels》は統治者を得ることが出来るが、この統治者システムはPauperにおいてぶっ壊れギミックであると断言してもいいだろう。
場に出るだけで恒久的にアドバンテージを稼いでもいいだなんてそんなことが許されていいとでも思っているのかい?(残念ながら許されているようだ)
もちろん、相手に殴られれば逆に利用されてしまうというデメリットは存在する。
しかしこのデッキは飛行の来襲にも備えがあるし、そもそも優秀な除去も多い。何より《宮殿の歩哨/Palace Sentinels》自身がタフネス4の壁として非常に硬いのだ。
確定除去が少なく、タフネスを減らす除去が多いPauper環境ではタフネス1、2、3の間ですら高い壁が存在している。そんな中でこいつは驚くべきタフネス4だ。統治者を得つつそのまま自分で守ることが出来る自己完結性こそ、こいつの最高にハイなところだ。(制作者はストロングゼロでも飲みながらこいつをコモンに決めたんじゃないかい?)
言うまでもないがクリーチャーが少ないデッキには場に出ただけでそのまま勝ちに直結することも多い。
特に青黒コントロールみたいなデッキなんかは他の全てのカードよりこいつと《黒薔薇の棘/Thorn of the Black Rose》が憎いだろう。なんせ場に出るだけでそのまま負けになるんだ、こんな馬鹿げたことがあるだろうか?
まぁ緑単ストンピィなどのように早くて除去で全てを捌き切れるとは限らないデッキ相手には裏目になることもあるので決して無敵ではないのだが、それでも私はPauperにおいて《宮殿の歩哨/Palace Sentinels》はトップクラスのカードであると言えると思っている。
一度統治者になってマウントを取り続ければ、あとはアドバンテージの暴力に沈めることが出来るだろう! ああ、どうしてこいつはコモンとして生まれてきてしまったのか? せめてアンコモンであれば、Pauperとは無縁でいられたのに!
おや、まだこのデッキの強みはまだまだあるぞ。
このデッキの素晴らしいところは優秀なクリーチャーだけでなく、優秀なスペルも揃っているところなんだ。
《稲妻/Lightning Bolt》と《感電破/Galvanic Blast》はもはや言うまでもない最強の火力呪文だ。
性質上仕方がないとは言え、どうしてもPauperの除去呪文は他フォーマットと比較すると数段階見劣りする。しかし、この二種類は他フォーマットでも通用するほどのカードパワーを持つ。アーティファクト土地が利用出来るので、《感電破/Galvanic Blast》の条件も非常に達成しやすい。
単純に除去として利用するのもいいが、もちろん駄目押しとしても優秀だ。飛行部隊でアドバンテージとダメージを稼いで、火力でトドメを刺していこう。8枚もあれば火力だけでも稼げるダメージは馬鹿にならない。
他にも、白の強みである《未達への旅/Journey to Nowhere》もある(Pauperにおいて確定除去は非常に貴重で強力だ)し、サイドには《紅蓮破/Pyroblast》という最強カードも存在する。
それなりに青が強いPauperでは《紅蓮破/Pyroblast》が使えるというのは大きなメリットだ。必ず3~4枚積むようにしよう。
こんな優秀なクリーチャー、スペルによってアドバンテージ差によって相手を圧倒することが出来るのがこのボロス統治者だ。
いかがであっただろうか。これらが私がボロス統治者をプレイすべきとオススメする理由だ。
もちろんPauperには他にも魅力溢れるデッキが多数揃っているが、このデッキだって負けちゃあいない。
是非君もこのデッキをプレイして、同じくボロス統治者の素晴らしさを分かってくれる同志になってもらいたい!
ここまで読んでくれてありがとう、感想や意見はコメント欄かツイッター(@JunYamabuki)まで宜しく。
────────────────────────────
ここからレシピの中身についても多少解説。
《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》SOI
《きらめく鷹/Glint Hawk》SOM
《コーの空漁師/Kor Skyfisher》MM3
ほぼ固定枠。
スレイベンの検査官で生み出す手掛かりはアーティファクトなので感電破の条件を満たすことが出来る。あまりやりたくはないがきらめく鷹で戻す条件にもなる。
きらめく鷹が戻すのはアーティファクトのみなので注意。基本的にドローファクトを戻したいが、アーティファクト土地を戻して場に出すこともままある。あまりケチり過ぎて手札に溜め込み過ぎないように。
コーの空漁師はなんでも戻せる。基本的にドローファクトを戻したいのは変わらないが、スレイベンの検査官や光輝の泉を戻すことも多いので選択肢の取りこぼしに注意。隔離されたステップを戻してサイクリングしたり、未達への旅を戻して除去対象を新たに取ったり色々やれることは多いが、逆に言えばプレミ発生源。よく考えて戻す対象を考えること。
また、こいつらは当然1,2ターン目に出すことを考えないように。(相手が早すぎるデッキでブロッカーが即刻欲しい場合のみ例外)
《宮殿の歩哨/Palace Sentinels》
上述の通り。パウパー壊れカードの一つ。枚数は割と1~4まで変動する。
当然返しで殴られ返すような場面で場に出さないように。
《道の探求者/Seeker of the Way》
選択枠。本人のスペックがそもそも高いが、ファクト呪文らと相性がいいのも嬉しい。
アド勝負にならないバーン相手はメインの相性がやや悪いが、こいつ一枚でひっくり返すことが出来る可能性があるのも嬉しい。
採用率は半分近くくらい? 割と結構入ってる印象。
《稲妻/Lightning Bolt》
《感電破/Galvanic Blast》
最強1マナ火力。こいつら8枚を自然に運用出来るのがこのデッキの強み。
感電破のアーティファクトカウントには手掛かりトークンや土地を含めることを忘れないように。あと最悪2点火力でもまぁまぁ強い。
《金切るときの声/Battle Screech》
パウパー界のリンリン。クソ強い。単純に重いのと、一回弾かれるとフラッシュバックコストも払い難いのが難点。
地味に値段がクソ高いので探せるなら店頭で探す方が無難。
あと一応選択枠なのでちょいちょい抜ける。
《錬金術師の薬瓶/Alchemist’s Vial》
《予言のプリズム/Prophetic Prism》
ただのバウンス要因とおもわれがちだが普通に書いてあることも強いので忘れないように。
予言のプリズムは色事故の起こしやすいパウパー土地基盤ではそこそこ起動する機会も多い。
錬金術師の薬瓶はコンバット対決で結構決め手になることも多い。あと統治者を手に入れた後、相手に奪われないようにする時にも結構使う。
《忘却の輪/Oblivion Ring》
《虹色の断片/Prismatic Strands》
《主の募兵/Cenn’s Enlistment》
《炎の稲妻/Firebolt》
《焼尽の猛火/Searing Blaze》
選択枠。
フリースロットに焼尽の猛火3枚か虹色の断片3枚か他のを適当に散らして入れるのが主流らしい。
攻めるなら焼尽の猛火、守るなら虹色の断片、どっちも選ぶなら適当に散らすなど好きなものを選ぶといい。
焼尽の猛火が入ると道の探求者も一緒に入れた方が多分強いかも。
ちなみにいくら青がそこそこ強くて多いといってもレガシー程ではないのでメイン紅蓮破はオススメしない。
土地
20~22枚。灰のやせ地は要りません。
大体アーティファクト土地6~8、基本土地2~4、赤白タップインランド3~4、バウンスランド2~3、サイクリングランド0~3、あと適当に光輝の泉とかボジューカの沼とか入ってる感じ。細部は異なれど、どのデッキも大差ないだろう。
ここからサイド
《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman》
親和用に欲しい。
たまにミラーでアーティファクトランド割られるので注意したいけど、ミラーでこいつ入れるかどうかは知らん。
《軍旗の旗手/Standard Bearer》
呪禁オーラとかウィーゼロックス用。コントロール相手にも入れられるなら入れたいが多分抜く枠がそこまでない。
地味にクソ高いのでキレていい。
《電謀/Electrickery》
フェアリーとか用。
《虹色の断片/Prismatic Strands》
メインにも見かける。
単色が多いこの環境だとそれなりに刺さる。
単に重いフォグかと思われるがクリーチャー戦だと二回使えるのはでかいし、エヴィンカーの正義とか墓所のネズミ、稲妻みたいな火力にも使えることを忘れないように。
《孤独な宣教師/Lone Missionary》
バーン殺すマン。メインの相性は結構微妙なので出来れば虹色の断片共々採用したい。バウンスして使いまわすことも稀によくある。
《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
基本墓地使わないのでこちらの墓地を巻き込むことは気にしなくていい。
パウパー環境の探査とフラッシュバックはクソ強いので結構役立つ。
《コーの奉納者/Kor Sanctifiers》
《断片化/Fragmentize》
《解呪/Disenchant》
アーティファクトエンチャント対策。ゴリラのシャーマンもいるし必須ってほどでもないがあっても困らんやろ枠。
防御円系
嫌いなデッキに合わせて適当に。入れるなら赤か緑だろうか。
《紅蓮破/Pyroblast》
死んでも入れろ。3か4。
大体こんな感じ。
実際結構強いのでおすすめ。合わなかったとしてもどうせ安いし。
飽きたら別のデッキ組めばええやんくらいの気持ちでデッキが組めるのがパウパーのいいところ。
ボロス統治者 サンプルデッキレシピ
クリーチャー:15
4:《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》SOI
4:《きらめく鷹/Glint Hawk》SOM
4:《コーの空漁師/Kor Skyfisher》MM3
3:《宮殿の歩哨/Palace Sentinels》CN2
呪文:23
4:《感電破/Galvanic Blast》SOM
4:《稲妻/Lightning Bolt》MM2
1:《炎の稲妻/Firebolt》EMA
2:《金切るときの声/Battle Screech》JUD
1:《主の募兵/Cenn’s Enlistment》MMA
3:《未達への旅/Journey to Nowhere》CMD
1:《忘却の輪/Oblivion Ring》MM2
3:《錬金術師の薬瓶/Alchemist’s Vial》ORI
4:《予言のプリズム/Prophetic Prism》KLD
土地:22
2:《平地/Plains》RIX
1:《山/Mountain》RIX
2:《光輝の泉/Radiant Fountain》M15
2:《隔離されたステップ/Secluded Steppe》C17
3:《ボロスの駐屯地/Boros Garrison》C17
4:《風に削られた岩山/Wind-Scarred Crag》C17
4:《古えの居住地/Ancient Den》HOP
4:《大焼炉/Great Furnace》C14
サイドボード:15
2:《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman》ALL
2:《孤独な宣教師/Lone Missionary》MM3
2:《軍旗の旗手/Standard Bearer》APC
2:《コーの奉納者/Kor Sanctifiers》C15
2:《電謀/Electrickery》RTR
3:《紅蓮破/Pyroblast》EMA
2:《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》EMA
※サンプルレシピです。
やぁどうもこんにちは、山吹 潤だよ。
君達はPauperという最高にホットにしてクールなフォーマットを知っているかい?
今回はそのPauperにて是非プレイしてもらいたいスペシャルなデッキを紹介したいと思う。
Pauperの環境はとても健全で、たくさんの素晴らしいデッキが環境に存在している。
多様過ぎて、はじめてPauperに手を出そうと思えば、おそらくどのデッキを使えばいいか悩んでしまうだろう。一部の青の有名ドローソースを除けば、テキストも分からないカードも多いだろうしね。
私は、そんな人たちにボロス統治者をオススメしたい。
もちろん、すでにパウパーをやっている人たちにもボロス統治者をオススメしたい。
何故ならば、このデッキはとても強いからだ!
このデッキはアドバンテージを稼ぐことに長けていて、優秀な除去も多数取り揃えている。自分だけたくさんドローをするのはこのゲームが出来て以来の25年間、変わらない最高の快感だ。
そしてPauperではサイドボードが弱いデッキもままあるものだが、このデッキはサイドボードまで含めて素晴らしいカードが並んでいる。《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman》と《紅蓮破/Pyroblast》は赤を使う理由の一つとなっているほどだ。
おまけにめちゃくちゃ安く組めるぞ。気になったら晴れる屋のカートに全てぶち込んでみるといい。Tier1のくせに驚くべき安さだ。
さて、具体的なデッキの回し方について解説しよう。
このデッキは軽量クリーチャーが多いが、決してアグロデッキではない。どちらかと言えばコントロール気味ですらあると言っていい。
クリーチャーの《きらめく鷹/Glint Hawk》、《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》、《コーの空漁師/Kor Skyfisher》はボロスの三種の神器だ。
《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》は場に出るだけで、《きらめく鷹/Glint Hawk》と《コーの空漁師/Kor Skyfisher》は《予言のプリズム/Prophetic Prism》や《錬金術師の薬瓶/Alchemist’s Vial》を戻して使いまわすことによってアドバンテージを稼ぐことが出来る。
その上、後者二つは飛行持ちだ。つまりアドバンテージを稼ぎつつクロック要因として活躍してくれると言うわけだ。
基本的にこいつら飛行部隊でドローをしながら相手のライフを削り切り、勝利を狙っていく。これがこのデッキのゲームプランだ。
《宮殿の歩哨/Palace Sentinels》は統治者を得ることが出来るが、この統治者システムはPauperにおいてぶっ壊れギミックであると断言してもいいだろう。
場に出るだけで恒久的にアドバンテージを稼いでもいいだなんてそんなことが許されていいとでも思っているのかい?(残念ながら許されているようだ)
もちろん、相手に殴られれば逆に利用されてしまうというデメリットは存在する。
しかしこのデッキは飛行の来襲にも備えがあるし、そもそも優秀な除去も多い。何より《宮殿の歩哨/Palace Sentinels》自身がタフネス4の壁として非常に硬いのだ。
確定除去が少なく、タフネスを減らす除去が多いPauper環境ではタフネス1、2、3の間ですら高い壁が存在している。そんな中でこいつは驚くべきタフネス4だ。統治者を得つつそのまま自分で守ることが出来る自己完結性こそ、こいつの最高にハイなところだ。(制作者はストロングゼロでも飲みながらこいつをコモンに決めたんじゃないかい?)
言うまでもないがクリーチャーが少ないデッキには場に出ただけでそのまま勝ちに直結することも多い。
特に青黒コントロールみたいなデッキなんかは他の全てのカードよりこいつと《黒薔薇の棘/Thorn of the Black Rose》が憎いだろう。なんせ場に出るだけでそのまま負けになるんだ、こんな馬鹿げたことがあるだろうか?
まぁ緑単ストンピィなどのように早くて除去で全てを捌き切れるとは限らないデッキ相手には裏目になることもあるので決して無敵ではないのだが、それでも私はPauperにおいて《宮殿の歩哨/Palace Sentinels》はトップクラスのカードであると言えると思っている。
一度統治者になってマウントを取り続ければ、あとはアドバンテージの暴力に沈めることが出来るだろう! ああ、どうしてこいつはコモンとして生まれてきてしまったのか? せめてアンコモンであれば、Pauperとは無縁でいられたのに!
おや、まだこのデッキの強みはまだまだあるぞ。
このデッキの素晴らしいところは優秀なクリーチャーだけでなく、優秀なスペルも揃っているところなんだ。
《稲妻/Lightning Bolt》と《感電破/Galvanic Blast》はもはや言うまでもない最強の火力呪文だ。
性質上仕方がないとは言え、どうしてもPauperの除去呪文は他フォーマットと比較すると数段階見劣りする。しかし、この二種類は他フォーマットでも通用するほどのカードパワーを持つ。アーティファクト土地が利用出来るので、《感電破/Galvanic Blast》の条件も非常に達成しやすい。
単純に除去として利用するのもいいが、もちろん駄目押しとしても優秀だ。飛行部隊でアドバンテージとダメージを稼いで、火力でトドメを刺していこう。8枚もあれば火力だけでも稼げるダメージは馬鹿にならない。
他にも、白の強みである《未達への旅/Journey to Nowhere》もある(Pauperにおいて確定除去は非常に貴重で強力だ)し、サイドには《紅蓮破/Pyroblast》という最強カードも存在する。
それなりに青が強いPauperでは《紅蓮破/Pyroblast》が使えるというのは大きなメリットだ。必ず3~4枚積むようにしよう。
こんな優秀なクリーチャー、スペルによってアドバンテージ差によって相手を圧倒することが出来るのがこのボロス統治者だ。
いかがであっただろうか。これらが私がボロス統治者をプレイすべきとオススメする理由だ。
もちろんPauperには他にも魅力溢れるデッキが多数揃っているが、このデッキだって負けちゃあいない。
是非君もこのデッキをプレイして、同じくボロス統治者の素晴らしさを分かってくれる同志になってもらいたい!
ここまで読んでくれてありがとう、感想や意見はコメント欄かツイッター(@JunYamabuki)まで宜しく。
────────────────────────────
ここからレシピの中身についても多少解説。
《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》SOI
《きらめく鷹/Glint Hawk》SOM
《コーの空漁師/Kor Skyfisher》MM3
ほぼ固定枠。
スレイベンの検査官で生み出す手掛かりはアーティファクトなので感電破の条件を満たすことが出来る。あまりやりたくはないがきらめく鷹で戻す条件にもなる。
きらめく鷹が戻すのはアーティファクトのみなので注意。基本的にドローファクトを戻したいが、アーティファクト土地を戻して場に出すこともままある。あまりケチり過ぎて手札に溜め込み過ぎないように。
コーの空漁師はなんでも戻せる。基本的にドローファクトを戻したいのは変わらないが、スレイベンの検査官や光輝の泉を戻すことも多いので選択肢の取りこぼしに注意。隔離されたステップを戻してサイクリングしたり、未達への旅を戻して除去対象を新たに取ったり色々やれることは多いが、逆に言えばプレミ発生源。よく考えて戻す対象を考えること。
また、こいつらは当然1,2ターン目に出すことを考えないように。(相手が早すぎるデッキでブロッカーが即刻欲しい場合のみ例外)
《宮殿の歩哨/Palace Sentinels》
上述の通り。パウパー壊れカードの一つ。枚数は割と1~4まで変動する。
当然返しで殴られ返すような場面で場に出さないように。
《道の探求者/Seeker of the Way》
選択枠。本人のスペックがそもそも高いが、ファクト呪文らと相性がいいのも嬉しい。
アド勝負にならないバーン相手はメインの相性がやや悪いが、こいつ一枚でひっくり返すことが出来る可能性があるのも嬉しい。
採用率は半分近くくらい? 割と結構入ってる印象。
《稲妻/Lightning Bolt》
《感電破/Galvanic Blast》
最強1マナ火力。こいつら8枚を自然に運用出来るのがこのデッキの強み。
感電破のアーティファクトカウントには手掛かりトークンや土地を含めることを忘れないように。あと最悪2点火力でもまぁまぁ強い。
《金切るときの声/Battle Screech》
パウパー界のリンリン。クソ強い。単純に重いのと、一回弾かれるとフラッシュバックコストも払い難いのが難点。
地味に値段がクソ高いので探せるなら店頭で探す方が無難。
あと一応選択枠なのでちょいちょい抜ける。
《錬金術師の薬瓶/Alchemist’s Vial》
《予言のプリズム/Prophetic Prism》
ただのバウンス要因とおもわれがちだが普通に書いてあることも強いので忘れないように。
予言のプリズムは色事故の起こしやすいパウパー土地基盤ではそこそこ起動する機会も多い。
錬金術師の薬瓶はコンバット対決で結構決め手になることも多い。あと統治者を手に入れた後、相手に奪われないようにする時にも結構使う。
《忘却の輪/Oblivion Ring》
《虹色の断片/Prismatic Strands》
《主の募兵/Cenn’s Enlistment》
《炎の稲妻/Firebolt》
《焼尽の猛火/Searing Blaze》
選択枠。
フリースロットに焼尽の猛火3枚か虹色の断片3枚か他のを適当に散らして入れるのが主流らしい。
攻めるなら焼尽の猛火、守るなら虹色の断片、どっちも選ぶなら適当に散らすなど好きなものを選ぶといい。
焼尽の猛火が入ると道の探求者も一緒に入れた方が多分強いかも。
ちなみにいくら青がそこそこ強くて多いといってもレガシー程ではないのでメイン紅蓮破はオススメしない。
土地
20~22枚。灰のやせ地は要りません。
大体アーティファクト土地6~8、基本土地2~4、赤白タップインランド3~4、バウンスランド2~3、サイクリングランド0~3、あと適当に光輝の泉とかボジューカの沼とか入ってる感じ。細部は異なれど、どのデッキも大差ないだろう。
ここからサイド
《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman》
親和用に欲しい。
たまにミラーでアーティファクトランド割られるので注意したいけど、ミラーでこいつ入れるかどうかは知らん。
《軍旗の旗手/Standard Bearer》
呪禁オーラとかウィーゼロックス用。コントロール相手にも入れられるなら入れたいが多分抜く枠がそこまでない。
地味にクソ高いのでキレていい。
《電謀/Electrickery》
フェアリーとか用。
《虹色の断片/Prismatic Strands》
メインにも見かける。
単色が多いこの環境だとそれなりに刺さる。
単に重いフォグかと思われるがクリーチャー戦だと二回使えるのはでかいし、エヴィンカーの正義とか墓所のネズミ、稲妻みたいな火力にも使えることを忘れないように。
《孤独な宣教師/Lone Missionary》
バーン殺すマン。メインの相性は結構微妙なので出来れば虹色の断片共々採用したい。バウンスして使いまわすことも稀によくある。
《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
基本墓地使わないのでこちらの墓地を巻き込むことは気にしなくていい。
パウパー環境の探査とフラッシュバックはクソ強いので結構役立つ。
《コーの奉納者/Kor Sanctifiers》
《断片化/Fragmentize》
《解呪/Disenchant》
アーティファクトエンチャント対策。ゴリラのシャーマンもいるし必須ってほどでもないがあっても困らんやろ枠。
防御円系
嫌いなデッキに合わせて適当に。入れるなら赤か緑だろうか。
《紅蓮破/Pyroblast》
死んでも入れろ。3か4。
大体こんな感じ。
実際結構強いのでおすすめ。合わなかったとしてもどうせ安いし。
飽きたら別のデッキ組めばええやんくらいの気持ちでデッキが組めるのがパウパーのいいところ。
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