【パウパー】Izzet Delver is the pauper Domus Aurea!!/赤青デルバーはパウパーにおける”黄金劇場”である!!
2018年3月13日 Magic: The Gathering コメント (2)タイトルに突っ込んだら負けである。何故ならタイトルに突っ込ませた時点で私の勝ちだからである。
サンプルとはいえDNもやってる日本人プレイヤーの方のレシピを丸ごと貼り付けるのも如何なものかとは思ったがこれ以上に綺麗なリストもないだろう。
●はじめに
やぁどうもこんにちは、山吹 潤だよ!
前回の記事は多少の評判を得られてとても嬉しかった!
ということで、今回もPauperという最高にホットにしてクールなフォーマットのデッキを紹介しようと思うんだが、ついてきてくれるかい?
さて、いきなりで申し訳ないんだが、実は今回のデッキ紹介記事は役に立たないんじゃないかなって思ってるんだ。
Pauperをこれからプレイしようとしている諸君は確実に赤青デルバーを使おうとしているだろうし、すでにプレイをしている諸君は赤青デルバーを持っているだろう。
赤青デルバーを持たずんばPauper民に非ずなんて言葉が世界の通説になってからすでに一世紀が経とうとしているくらいだ。君も幼稚園で習っただろう? 今更こんな世界の常識を紹介したところできっと役に立たないだろうね。
え?
何?
赤青デルバーを使おうと思ってないし持ってもいない!?
何故だい?
それはとても信じられないことだ。何故ならば赤青デルバーはパウパーにおけるベストデッキだからだ!
Pauperに少なからず興味を抱いている君が赤青デルバーを使おうとしていないなんて馬鹿げていることだし、はっきり言わせてもらえばあってはならないことだ。
私は今大変衝撃を受けている。まさか、まさか赤青デルバーを信奉していない人間がこの世にいるとは思ってもみなかったからね。
それでもだ、それでも君がもし赤青デルバーを使おうとしていないならばだ。使おうとしていないならばそれは──きっと、君が赤青デルバーを知らないからに他ならないだろう。
そう、君はまだ赤青デルバーを知らないだけなのだ。知らなければ選択肢に入らないのはやむを得ないだろう。
しかしそれも今日までだ。今日を機に君は赤青デルバーを知る。
知ればどうなるか?
それはもう言うまでもないだろうが──君も私達の同胞になってくれることだろう!
●赤青デルバーとは?
まず始めに断っておくが、このデッキタイプの呼称は氷雪フェアリーなど、若干分かれている。しかしこの記事内では赤青デルバーで統一しようと思う。何故ならばPauperをすでにプレイしている諸君はともかく、他フォーマット民にはおそらく赤青デルバーという呼称の方が自然と飲み込めると思うからだ。
もし他のサイトなどで赤青氷雪デルバーや氷雪フェアリーという呼称を見たら、現状はほぼ赤青デルバーと同義であると思ってくれていいだろう。
さて、この赤青デルバーのクールな所を紹介しよう!
①.優秀なクロック要因に恵まれている!
②.アドバンテージを稼ぐ手段もある!
③.除去も素晴らしい!
④.ドローソースのフルコース!
⑤.赤青の特権サイドボードを使える!
おいおいクールのバーゲンセールかよと呟きたくなる気持ちも分かるが、ベストデッキたるものこの程度は朝飯前なのだ。
さて、これらについて具体的に説明しよう。
①.優秀なクロック要因に恵まれている!
《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》の圧力はフォーマットを問わず最高だ!
そもそも空中がガラ空きになりがちなPauper環境では飛行そのものが非常に優秀な能力だが、その中でも3点というのはトップクラスといって差し支えないだろう。
そして《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant》、こいつは非常に地味で目立たないダウナーに見えるかもしれんが、場に残しておくとクロックを稼ぐ、アドバンテージを稼ぐ、《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》のフェアリーカウントを稼ぐなどと非常にワンダフルな仕事をこなしてくれるんだ。
わざわざこいつに除去は撃ちたくないが、残しておくと厄介極まりない……最初は気が付かないかもしれないが、一度相見えればその強さが分かる。相手からすればどうやっても面倒であり非常に対処に困るだろう。
しかし信じられないことだが、こいつらはなんと1マナなのだ!
Pauperの除去は2マナ以上であることも多く、仮に除去されてもテンポは取れているということも多い。
全体的に必要マナがそれなりに多いこの環境において1マナが強いというのはそれだけで大変なアドバンテージだ!
②.アドバンテージを稼ぐ手段もある!
《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant》(二枚目以降)や《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》は場に出るだけでアドバンテージを稼ぐことが出来るし、Pauper環境そのものを左右しかねないほどのカードパワーを持つ《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》は相手の動きを打ち消せば単にアドバンテージを稼ぐだけでなく、テンポも稼ぎながらクロック要因を追加することが出来る。
ファンも多い《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours》はダメージを与えるだけでドローが出来るんだ。
しかしこのデッキの素晴らしいところは単純に優秀なクリーチャーを使えるというところではなく、こいつらがそれぞれ他のカードとシナジーを生み出している点にある!!
・フェアリーの悪党:
呪文づまりのスプライトのフェアリーカウントになる、ブロックされづらいので深き刻の忍者の忍術要因として使いやすい。
・ボーラスの占い師:
忍者で戻しやすいだけでなく思案や渦まく知識が強く使いやすい。
・呪文づまりのスプライト:
デルバーを守りやすくなる、フェアリーの悪党との相性が最強、深き刻の忍者の忍術要因としても最強。
・深き刻の忍者:
そもそも忍術が使いやすい飛行要因が多い+そのどれもがCIP持ちなので戻して再利用が出来、デルバー以外全てのカードと相性がいい。
単純に一枚一枚が優秀なだけでなく、こいつの密接な関係によって生み出されるシナジーこそがこのデッキの強みなんだ!
それぞれが噛み合い、次々とアドバンテージを稼ぐ動きは脳内でアドレナリン、ドーパミン、セロトニンがパーティしてしまうようだよ!
③.除去も素晴らしい!
性質上、どうしても仕方の無いことであるけれどもPauperの除去の質は高くはない。
そんな中、《稲妻/Lightning Bolt》を使えるというのはそれだけでデッキを選ぶ理由になり得るほどの大きなアドバンテージだ!
そしてもう一つ目を引くのが《雪崩し/Skred》だろう。このデッキの土地基盤が全て氷雪になっている理由だ。
ボロスに《感電破/Galvanic Blast》があればこちらには《雪崩し/Skred》があるとよく例えられるほどだ。例えた奴は見たこと無いけどな。
あちらと比べると土地を並べる必要がある、プレイヤーには飛ばせないという弱点はあるものの、土地さえ並べば感電破では倒せないクリーチャーだって倒せてしまうところが魅力だ。
特にそれまで赤青では対処不可能とまで思われていた《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》が制約ありとはいえ対処が可能になったのは非常に嬉しい所だ。
そしてこいつも1マナである。ボロスにも言えたことだが、1マナ除去を8枚体制で運用出来るというのは非常に素晴らしいことだ!
青単デルバーでは一度出た相手のクリーチャーの対処が難しかったが、赤を加えることによって対処も容易になった。それに伴って、出たら厳しいクリーチャー(具体的に散弾の射手とかね)の対処が可能になったり、一度場に出た深き刻の忍者が殴りやすくなったりと最高にホットなことになったんだ!
④.ドローソースのフルコース!
《渦まく知識/Brainstorm》、《思案/Ponder》、《定業/Preordain》、《噴出/Gush》。
おいおい信じられるか、これ全部コモンなんだぜ?(ちなみにこのカードは本当にコモンなのか?というやりとりはPauperをやればうんざりするほどやることになるだろう)
とはいえフェッチランドを自然と運用出来るレガシーではともかく、シャッフルする手段が非常に限られるPauperでは《渦まく知識/Brainstorm》と《思案/Ponder》は若干使いにくく、単体で使いやすい《定業/Preordain》の方が優先されてきた。
しかしシャッフル手段が取り入れられたこのデッキでは上記二種も採用されるようになったのだ!
そのシャッフル手段というのが《灰のやせ地/Ash Barrens》と《進化する未開地/Evolving Wilds》……あと絶対に忘れてはならないのが《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》だ。
これら優秀なドローソースによって、デッキの安定性が非常に高いのがこのデッキの数ある魅力の一つであると言えるだろう。
⑤.赤青の特権サイドボードを使える!
《紅蓮破/Pyroblast》と《水流破/Hydroblast》、こいつらが使えるのは赤青の特権だ!!(同時に自分にも使われるというの皮肉まで含めてワンセットだけどね)
Pauperでは青だけではなく赤も強い色として有名であり、《水流破/Hydroblast》を採用出来るメリットは正直レガシーより高いと言ってすらいいだろう。
そして対親和最強の《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman》、エルフやミラー戦、呪禁に強い《電謀/Electrickery》、自分を巻き込まず相手を殲滅させられる《渦巻く砂嵐/Swirling Sandstorm》、コントロール系デッキへの追加クロックとして定評のある《嵐縛りの霊/Stormbound Geist》など、サイドボードも優秀なスタッフが君たちを出迎えてくれるだろう!
マジックというのはマッチ制度の性質上、メインの60枚よりサイドボードも含めた75枚で戦う回数の方がずっと多い。サイドボードが強いというのは絶対に無視してはいけない要素だろう。
どうだったかな?
これはもう赤青デルバーを使わない、組まないなんて選択肢は消え失せただろう!
いつかPauperのプロツアーがあったとき、トップ8が赤青デルバー8人になる将来もありありと予想出来てしまうね。
まぁ、これだけクールにしてホット(赤青だけにね)な魅力があるんだから、それも仕方のないことなのだろう。必然にして当然なことだ。
さぁ君も早く赤青デルバーをプレイして、我々の同志となるのだ!
さすれば、君もまた赤青デルバーを信奉する者となるだろう!!
ここまで読んでくれてありがとう、感想や意見はコメント欄かツイッター(@JunYamabuki)まで宜しく。
─────────────────────────────────────
いやデッキ解説記事を書く時は動きの説明とレシピの解説を別々に分けるべきだって考えがあるってのもあるけど、なんか常に海外記事翻訳風のテンションみたいに思われても嫌じゃん。
ということでここからレシピの中身についても多少解説。
・《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
デッキ名にもなってるけど他のカードとそこまで噛み合ってる訳じゃないしサイドそこそこ抜ける。(アド対決になりやすいミラーとかコントロールとか)
おまけにクリーチャー20枚デッキなので素だと結構変身しない。かと言ってこいつの変身のためにブレストを撃つのはほとんどの場面において悪手になるので注意。
・《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant》
・《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》
フェアリーパッケージ。フェアリーの悪党が本当に地味だが強くて、除去を撃たれてもどうでもいいがほっておくとかなり仕事をされる。特にフェアリーカウントを稼ぐのが嬉しくて、呪文づまりのスプライトの範囲が広まる+効果誘発で除去られてもカウンターがしやすくなる。
あと忍者で戻す要因として神噛み合い。そら皆からデルバーやのうて氷雪フェアリーってデッキ名で呼ばれるわ。
・《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》
一見浮いてるけどこのデッキを成り立たせている一要因。
単にアドバンテージ要因として使うのではなく、思案などと組み合わせることによって真価を発揮する。普通パウパーだと定業が優先される中、思案が優先されるのはこいつのおかげ。思案でわざとインスタントソーサリーを下にやってボーラスで確実にアド取ったり、思案で見た要らないカードを下にやったり。そして忍者で戻しても強い。
ただクリーチャー20枚デッキなのでデルバーと同じく素で使うと割とスカる。結構スカる。そこはもうそういうデッキなので受け入れよう。
・《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours》
デルバー以外大体何戻しても強い+除去が足されたおかげで地上でも殴るのをやめにくくなったなどと青単より使いやすくなった汚い忍者。
ただソーサリー2マナアクションはカウンター系と同時に構えるのが難しく、序盤で適当に忍術使うと普通に除去されたり返しで大振りを食らって終わりがちなので注意。
強いけどこのデッキの中では重いカードであることは忘れないように。
・《雪崩し/Skred》
・《稲妻/Lightning Bolt》
大体上述。ボロスでも言ったけど使いやすい1マナ除去を8枚体制で運用出来るのは素晴らしい。
・《定業/Preordain》
シャッフル手段があるので思案が優先されてるけどまぁ普通に使いやすい。
・《思案/Ponder》
シャッフル手段のない思案はアドバンテージを失わないだけのデッキトップ3枚入れ替えでしかない。デッキ3枚を好きに見ながら欲しいカードだけを貰えるからこそ思案は輝く。デッキ3枚見て欲しいカードが1枚あるけど残り2枚は不要……って場面はいくらでもあると思うんだけどシャッフル手段があればそこを自然と解決出来る。
レガシーと違ってフェッチが弱いのでそこの手段にボーラスが少し関わってる。要らないカード一枚と適当なインスタントソーサリーを上に置いてボーラスを打てば確実にアドを稼ぎつつ要らないカードを1枚だが流すことが出来る。
まぁボーラスが素だとスカりやすいのでボーラスが手札にあるときは意識しながら上に置くカードを考えよう。
・《渦まく知識/Brainstorm》
当然だがレガシーほど強くは使えない。
それでも要らないカードを2枚処理すれば実質1マナ3ドロー出来るのはやはり大きい強み。
細かいところとして相手のエンドに適当に撃ったりデルバーを変身させるためだけに使うのはまずプレミに繋がるので注意。レガシーほどフェッチが機能しづらいんだから余計に。(もちろん前者は土地事故回避のため、後者は早々にクロックを追加しなければならないデッキ相手など肯定される場面はある。要するにケースバイケースである)
レガシーのそれとは全く違うとはいえ、出来ることならブレスト関連の記事を読んでおくと吉。ググれば結構出てくると思う。
・《噴出/Gush》
ヴィンテージですら制限を食らってるぶっ壊れパワーカードだが当然適当に使うとマナが足りなくなって死ぬので注意。
最強の動きは中盤以降、マナフラした土地を2枚戻してドローしつつ、戻した土地をブレストで処理してフェッチでシャッフルすること。
・《対抗呪文/Counterspell》
パウパーを代表するぶっ壊れパワーカードの一つ。
……だがこのデッキだとその強さを十全に発揮出来ているわけではないことに注意。
いやもちろん強いんだけど、理由としてはそもそもこのデッキ自体ソーサリーで動きたがりだったり、山を1枚でも置いた瞬間に構え辛かったりと、コントロールのそれに比べると難点が目立つ。それでも強いのだが。
ちなみにサイド後それなりに抜ける。フォーマット問わずカウンター系全般に言えるが後手だとやや弱い。
・《冠雪の島/Snow-Covered Island》CSP
・《冠雪の山/Snow-Covered Mountain》CSP
雪崩しのための冠雪土地。トロン土地、アーティファクト土地と並んでパウパーのくせに土地代がそれなりにする。
山は2枚以上並ぶと死ぬほど弱いが稲妻とかを2枚以上打ち込むのも難しいので少しだけ注意。
・《進化する未開地/Evolving Wilds》
・《灰のやせ地/Ash Barrens》
シャッフル要因兼実質2色土地。言うまでもないけどレガシーのフェッチランドと比べると弱いなんてもんじゃないが、そもそもパウパーの土地基盤自体脆弱なので他のデッキと比べて特別弱いわけではない。
ここからサイド
強いカードそのものは多いのだが、種類でいうとボロスに比べて取れるカードは結構少ない。割とどのレシピも固定化してる印象がある。
・《水流破/Hydroblast》
・《紅蓮破/Pyroblast》
つよい。
・《嵐縛りの霊/Stormbound Geist》
青系サイドのお供。
除去が濃いデッキ相手にデルバーとかと交代で入る。
・《電謀/Electrickery》
ミラーエルフ呪禁など。逆にミラーだと打ち込まれることを想定する必要がある。
・《残響する真実/Echoing Truth》
なんでも対処出来るように見えるが赤青カラー自体対処出来る範囲が狭いのでこいつでなんとかするしかないだけ。
一応トークン系には必殺兵器。
・《撤廃/Repeal》
役割は上に近い。
・《渦巻く砂嵐/Swirling Sandstorm》
自分のフェアリーを巻き込まずに相手のクリーチャーを殲滅出来る、全体除去がゴミに近いパウパーにおいてめちゃくちゃ強い全体除去。ボロスやミラーでは役に立たないが便利。
・《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman》
親和とかが憎いなら。
・《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
青黒とか拷問生活、リアニとか相手に。なくてもいいっちゃいい。
ところでまぁこんだけ語っといてなんだけど自分は赤青デルバーを持っていないどころか借りてプレイしたことすらない(
なんなら対戦しているところすらあんま見たことがない。前回のボロス記事も大差ないが、こいつぁひでぇや。
それでもまぁ全く知らないデッキでも記事として書くとさすがに結構理解したつもりになれるのでオススメ。これは君に赤青デルバーを理解させるための記事ではなく、オレが赤青デルバーを理解するための記事である。
ということで多分間違ってたり、赤青デルバー使いとしてここは申しておきたいみたいなところも結構あると思うので、そういうところはコメント欄で突っ込んでくれると嬉しいです。オレだけじゃなくて記事を読みに来た人も助かると思うし。
ということでまた機会があれば。
あと本当にどうでもいいけどDomus Aureaを黄金劇場と訳すのはFateやってる奴だけなので注意。もちろんタイトルに黄金劇場と銘打った理由は特に無い。
【Pauper】赤青デルバー サンプルレシピ
クリーチャー:20
4:《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》ISD
4:《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant》ORI
4:《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》MMA
4:《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》MM3
4:《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours》C15
呪文:22
4:《雪崩し/Skred》CSP
4:《稲妻/Lightning Bolt》MM2
3:《渦まく知識/Brainstorm》EMA
3:《対抗呪文/Counterspell》EMA
2:《噴出/Gush》MMQ
4:《思案/Ponder》M12
2:《定業/Preordain》C15
土地:18
4:《進化する未開地/Evolving Wilds》RIX
3:《灰のやせ地/Ash Barrens》C16
9:《冠雪の島/Snow-Covered Island》CSP
2:《冠雪の山/Snow-Covered Mountain》CSP
サイドボード:15
3:《嵐縛りの霊/Stormbound Geist》DKA
2:《電謀/Electrickery》RTR
3:《水流破/Hydroblast》EMA
3:《紅蓮破/Pyroblast》EMA
2:《残響する真実/Echoing Truth》C15
2:《渦巻く砂嵐/Swirling Sandstorm》JUD
サンプルとはいえDNもやってる日本人プレイヤーの方のレシピを丸ごと貼り付けるのも如何なものかとは思ったがこれ以上に綺麗なリストもないだろう。
●はじめに
やぁどうもこんにちは、山吹 潤だよ!
前回の記事は多少の評判を得られてとても嬉しかった!
ということで、今回もPauperという最高にホットにしてクールなフォーマットのデッキを紹介しようと思うんだが、ついてきてくれるかい?
さて、いきなりで申し訳ないんだが、実は今回のデッキ紹介記事は役に立たないんじゃないかなって思ってるんだ。
Pauperをこれからプレイしようとしている諸君は確実に赤青デルバーを使おうとしているだろうし、すでにプレイをしている諸君は赤青デルバーを持っているだろう。
赤青デルバーを持たずんばPauper民に非ずなんて言葉が世界の通説になってからすでに一世紀が経とうとしているくらいだ。君も幼稚園で習っただろう? 今更こんな世界の常識を紹介したところできっと役に立たないだろうね。
え?
何?
赤青デルバーを使おうと思ってないし持ってもいない!?
何故だい?
それはとても信じられないことだ。何故ならば赤青デルバーはパウパーにおけるベストデッキだからだ!
Pauperに少なからず興味を抱いている君が赤青デルバーを使おうとしていないなんて馬鹿げていることだし、はっきり言わせてもらえばあってはならないことだ。
私は今大変衝撃を受けている。まさか、まさか赤青デルバーを信奉していない人間がこの世にいるとは思ってもみなかったからね。
それでもだ、それでも君がもし赤青デルバーを使おうとしていないならばだ。使おうとしていないならばそれは──きっと、君が赤青デルバーを知らないからに他ならないだろう。
そう、君はまだ赤青デルバーを知らないだけなのだ。知らなければ選択肢に入らないのはやむを得ないだろう。
しかしそれも今日までだ。今日を機に君は赤青デルバーを知る。
知ればどうなるか?
それはもう言うまでもないだろうが──君も私達の同胞になってくれることだろう!
●赤青デルバーとは?
まず始めに断っておくが、このデッキタイプの呼称は氷雪フェアリーなど、若干分かれている。しかしこの記事内では赤青デルバーで統一しようと思う。何故ならばPauperをすでにプレイしている諸君はともかく、他フォーマット民にはおそらく赤青デルバーという呼称の方が自然と飲み込めると思うからだ。
もし他のサイトなどで赤青氷雪デルバーや氷雪フェアリーという呼称を見たら、現状はほぼ赤青デルバーと同義であると思ってくれていいだろう。
さて、この赤青デルバーのクールな所を紹介しよう!
①.優秀なクロック要因に恵まれている!
②.アドバンテージを稼ぐ手段もある!
③.除去も素晴らしい!
④.ドローソースのフルコース!
⑤.赤青の特権サイドボードを使える!
おいおいクールのバーゲンセールかよと呟きたくなる気持ちも分かるが、ベストデッキたるものこの程度は朝飯前なのだ。
さて、これらについて具体的に説明しよう。
①.優秀なクロック要因に恵まれている!
《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》の圧力はフォーマットを問わず最高だ!
そもそも空中がガラ空きになりがちなPauper環境では飛行そのものが非常に優秀な能力だが、その中でも3点というのはトップクラスといって差し支えないだろう。
そして《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant》、こいつは非常に地味で目立たないダウナーに見えるかもしれんが、場に残しておくとクロックを稼ぐ、アドバンテージを稼ぐ、《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》のフェアリーカウントを稼ぐなどと非常にワンダフルな仕事をこなしてくれるんだ。
わざわざこいつに除去は撃ちたくないが、残しておくと厄介極まりない……最初は気が付かないかもしれないが、一度相見えればその強さが分かる。相手からすればどうやっても面倒であり非常に対処に困るだろう。
しかし信じられないことだが、こいつらはなんと1マナなのだ!
Pauperの除去は2マナ以上であることも多く、仮に除去されてもテンポは取れているということも多い。
全体的に必要マナがそれなりに多いこの環境において1マナが強いというのはそれだけで大変なアドバンテージだ!
②.アドバンテージを稼ぐ手段もある!
《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant》(二枚目以降)や《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》は場に出るだけでアドバンテージを稼ぐことが出来るし、Pauper環境そのものを左右しかねないほどのカードパワーを持つ《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》は相手の動きを打ち消せば単にアドバンテージを稼ぐだけでなく、テンポも稼ぎながらクロック要因を追加することが出来る。
ファンも多い《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours》はダメージを与えるだけでドローが出来るんだ。
しかしこのデッキの素晴らしいところは単純に優秀なクリーチャーを使えるというところではなく、こいつらがそれぞれ他のカードとシナジーを生み出している点にある!!
・フェアリーの悪党:
呪文づまりのスプライトのフェアリーカウントになる、ブロックされづらいので深き刻の忍者の忍術要因として使いやすい。
・ボーラスの占い師:
忍者で戻しやすいだけでなく思案や渦まく知識が強く使いやすい。
・呪文づまりのスプライト:
デルバーを守りやすくなる、フェアリーの悪党との相性が最強、深き刻の忍者の忍術要因としても最強。
・深き刻の忍者:
そもそも忍術が使いやすい飛行要因が多い+そのどれもがCIP持ちなので戻して再利用が出来、デルバー以外全てのカードと相性がいい。
単純に一枚一枚が優秀なだけでなく、こいつの密接な関係によって生み出されるシナジーこそがこのデッキの強みなんだ!
それぞれが噛み合い、次々とアドバンテージを稼ぐ動きは脳内でアドレナリン、ドーパミン、セロトニンがパーティしてしまうようだよ!
③.除去も素晴らしい!
性質上、どうしても仕方の無いことであるけれどもPauperの除去の質は高くはない。
そんな中、《稲妻/Lightning Bolt》を使えるというのはそれだけでデッキを選ぶ理由になり得るほどの大きなアドバンテージだ!
そしてもう一つ目を引くのが《雪崩し/Skred》だろう。このデッキの土地基盤が全て氷雪になっている理由だ。
ボロスに《感電破/Galvanic Blast》があればこちらには《雪崩し/Skred》があるとよく例えられるほどだ。例えた奴は見たこと無いけどな。
あちらと比べると土地を並べる必要がある、プレイヤーには飛ばせないという弱点はあるものの、土地さえ並べば感電破では倒せないクリーチャーだって倒せてしまうところが魅力だ。
特にそれまで赤青では対処不可能とまで思われていた《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》が制約ありとはいえ対処が可能になったのは非常に嬉しい所だ。
そしてこいつも1マナである。ボロスにも言えたことだが、1マナ除去を8枚体制で運用出来るというのは非常に素晴らしいことだ!
青単デルバーでは一度出た相手のクリーチャーの対処が難しかったが、赤を加えることによって対処も容易になった。それに伴って、出たら厳しいクリーチャー(具体的に散弾の射手とかね)の対処が可能になったり、一度場に出た深き刻の忍者が殴りやすくなったりと最高にホットなことになったんだ!
④.ドローソースのフルコース!
《渦まく知識/Brainstorm》、《思案/Ponder》、《定業/Preordain》、《噴出/Gush》。
おいおい信じられるか、これ全部コモンなんだぜ?(ちなみにこのカードは本当にコモンなのか?というやりとりはPauperをやればうんざりするほどやることになるだろう)
とはいえフェッチランドを自然と運用出来るレガシーではともかく、シャッフルする手段が非常に限られるPauperでは《渦まく知識/Brainstorm》と《思案/Ponder》は若干使いにくく、単体で使いやすい《定業/Preordain》の方が優先されてきた。
しかしシャッフル手段が取り入れられたこのデッキでは上記二種も採用されるようになったのだ!
そのシャッフル手段というのが《灰のやせ地/Ash Barrens》と《進化する未開地/Evolving Wilds》……あと絶対に忘れてはならないのが《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》だ。
これら優秀なドローソースによって、デッキの安定性が非常に高いのがこのデッキの数ある魅力の一つであると言えるだろう。
⑤.赤青の特権サイドボードを使える!
《紅蓮破/Pyroblast》と《水流破/Hydroblast》、こいつらが使えるのは赤青の特権だ!!(同時に自分にも使われるというの皮肉まで含めてワンセットだけどね)
Pauperでは青だけではなく赤も強い色として有名であり、《水流破/Hydroblast》を採用出来るメリットは正直レガシーより高いと言ってすらいいだろう。
そして対親和最強の《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman》、エルフやミラー戦、呪禁に強い《電謀/Electrickery》、自分を巻き込まず相手を殲滅させられる《渦巻く砂嵐/Swirling Sandstorm》、コントロール系デッキへの追加クロックとして定評のある《嵐縛りの霊/Stormbound Geist》など、サイドボードも優秀なスタッフが君たちを出迎えてくれるだろう!
マジックというのはマッチ制度の性質上、メインの60枚よりサイドボードも含めた75枚で戦う回数の方がずっと多い。サイドボードが強いというのは絶対に無視してはいけない要素だろう。
どうだったかな?
これはもう赤青デルバーを使わない、組まないなんて選択肢は消え失せただろう!
いつかPauperのプロツアーがあったとき、トップ8が赤青デルバー8人になる将来もありありと予想出来てしまうね。
まぁ、これだけクールにしてホット(赤青だけにね)な魅力があるんだから、それも仕方のないことなのだろう。必然にして当然なことだ。
さぁ君も早く赤青デルバーをプレイして、我々の同志となるのだ!
さすれば、君もまた赤青デルバーを信奉する者となるだろう!!
ここまで読んでくれてありがとう、感想や意見はコメント欄かツイッター(@JunYamabuki)まで宜しく。
─────────────────────────────────────
いやデッキ解説記事を書く時は動きの説明とレシピの解説を別々に分けるべきだって考えがあるってのもあるけど、なんか常に海外記事翻訳風のテンションみたいに思われても嫌じゃん。
ということでここからレシピの中身についても多少解説。
・《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
デッキ名にもなってるけど他のカードとそこまで噛み合ってる訳じゃないしサイドそこそこ抜ける。(アド対決になりやすいミラーとかコントロールとか)
おまけにクリーチャー20枚デッキなので素だと結構変身しない。かと言ってこいつの変身のためにブレストを撃つのはほとんどの場面において悪手になるので注意。
・《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant》
・《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》
フェアリーパッケージ。フェアリーの悪党が本当に地味だが強くて、除去を撃たれてもどうでもいいがほっておくとかなり仕事をされる。特にフェアリーカウントを稼ぐのが嬉しくて、呪文づまりのスプライトの範囲が広まる+効果誘発で除去られてもカウンターがしやすくなる。
あと忍者で戻す要因として神噛み合い。そら皆からデルバーやのうて氷雪フェアリーってデッキ名で呼ばれるわ。
・《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》
一見浮いてるけどこのデッキを成り立たせている一要因。
単にアドバンテージ要因として使うのではなく、思案などと組み合わせることによって真価を発揮する。普通パウパーだと定業が優先される中、思案が優先されるのはこいつのおかげ。思案でわざとインスタントソーサリーを下にやってボーラスで確実にアド取ったり、思案で見た要らないカードを下にやったり。そして忍者で戻しても強い。
ただクリーチャー20枚デッキなのでデルバーと同じく素で使うと割とスカる。結構スカる。そこはもうそういうデッキなので受け入れよう。
・《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours》
デルバー以外大体何戻しても強い+除去が足されたおかげで地上でも殴るのをやめにくくなったなどと青単より使いやすくなった汚い忍者。
ただソーサリー2マナアクションはカウンター系と同時に構えるのが難しく、序盤で適当に忍術使うと普通に除去されたり返しで大振りを食らって終わりがちなので注意。
強いけどこのデッキの中では重いカードであることは忘れないように。
・《雪崩し/Skred》
・《稲妻/Lightning Bolt》
大体上述。ボロスでも言ったけど使いやすい1マナ除去を8枚体制で運用出来るのは素晴らしい。
・《定業/Preordain》
シャッフル手段があるので思案が優先されてるけどまぁ普通に使いやすい。
・《思案/Ponder》
シャッフル手段のない思案はアドバンテージを失わないだけのデッキトップ3枚入れ替えでしかない。デッキ3枚を好きに見ながら欲しいカードだけを貰えるからこそ思案は輝く。デッキ3枚見て欲しいカードが1枚あるけど残り2枚は不要……って場面はいくらでもあると思うんだけどシャッフル手段があればそこを自然と解決出来る。
レガシーと違ってフェッチが弱いのでそこの手段にボーラスが少し関わってる。要らないカード一枚と適当なインスタントソーサリーを上に置いてボーラスを打てば確実にアドを稼ぎつつ要らないカードを1枚だが流すことが出来る。
まぁボーラスが素だとスカりやすいのでボーラスが手札にあるときは意識しながら上に置くカードを考えよう。
・《渦まく知識/Brainstorm》
当然だがレガシーほど強くは使えない。
それでも要らないカードを2枚処理すれば実質1マナ3ドロー出来るのはやはり大きい強み。
細かいところとして相手のエンドに適当に撃ったりデルバーを変身させるためだけに使うのはまずプレミに繋がるので注意。レガシーほどフェッチが機能しづらいんだから余計に。(もちろん前者は土地事故回避のため、後者は早々にクロックを追加しなければならないデッキ相手など肯定される場面はある。要するにケースバイケースである)
レガシーのそれとは全く違うとはいえ、出来ることならブレスト関連の記事を読んでおくと吉。ググれば結構出てくると思う。
・《噴出/Gush》
ヴィンテージですら制限を食らってるぶっ壊れパワーカードだが当然適当に使うとマナが足りなくなって死ぬので注意。
最強の動きは中盤以降、マナフラした土地を2枚戻してドローしつつ、戻した土地をブレストで処理してフェッチでシャッフルすること。
・《対抗呪文/Counterspell》
パウパーを代表するぶっ壊れパワーカードの一つ。
……だがこのデッキだとその強さを十全に発揮出来ているわけではないことに注意。
いやもちろん強いんだけど、理由としてはそもそもこのデッキ自体ソーサリーで動きたがりだったり、山を1枚でも置いた瞬間に構え辛かったりと、コントロールのそれに比べると難点が目立つ。それでも強いのだが。
ちなみにサイド後それなりに抜ける。フォーマット問わずカウンター系全般に言えるが後手だとやや弱い。
・《冠雪の島/Snow-Covered Island》CSP
・《冠雪の山/Snow-Covered Mountain》CSP
雪崩しのための冠雪土地。トロン土地、アーティファクト土地と並んでパウパーのくせに土地代がそれなりにする。
山は2枚以上並ぶと死ぬほど弱いが稲妻とかを2枚以上打ち込むのも難しいので少しだけ注意。
・《進化する未開地/Evolving Wilds》
・《灰のやせ地/Ash Barrens》
シャッフル要因兼実質2色土地。言うまでもないけどレガシーのフェッチランドと比べると弱いなんてもんじゃないが、そもそもパウパーの土地基盤自体脆弱なので他のデッキと比べて特別弱いわけではない。
ここからサイド
強いカードそのものは多いのだが、種類でいうとボロスに比べて取れるカードは結構少ない。割とどのレシピも固定化してる印象がある。
・《水流破/Hydroblast》
・《紅蓮破/Pyroblast》
つよい。
・《嵐縛りの霊/Stormbound Geist》
青系サイドのお供。
除去が濃いデッキ相手にデルバーとかと交代で入る。
・《電謀/Electrickery》
ミラーエルフ呪禁など。逆にミラーだと打ち込まれることを想定する必要がある。
・《残響する真実/Echoing Truth》
なんでも対処出来るように見えるが赤青カラー自体対処出来る範囲が狭いのでこいつでなんとかするしかないだけ。
一応トークン系には必殺兵器。
・《撤廃/Repeal》
役割は上に近い。
・《渦巻く砂嵐/Swirling Sandstorm》
自分のフェアリーを巻き込まずに相手のクリーチャーを殲滅出来る、全体除去がゴミに近いパウパーにおいてめちゃくちゃ強い全体除去。ボロスやミラーでは役に立たないが便利。
・《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman》
親和とかが憎いなら。
・《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
青黒とか拷問生活、リアニとか相手に。なくてもいいっちゃいい。
ところでまぁこんだけ語っといてなんだけど自分は赤青デルバーを持っていないどころか借りてプレイしたことすらない(
なんなら対戦しているところすらあんま見たことがない。前回のボロス記事も大差ないが、こいつぁひでぇや。
それでもまぁ全く知らないデッキでも記事として書くとさすがに結構理解したつもりになれるのでオススメ。これは君に赤青デルバーを理解させるための記事ではなく、オレが赤青デルバーを理解するための記事である。
ということで多分間違ってたり、赤青デルバー使いとしてここは申しておきたいみたいなところも結構あると思うので、そういうところはコメント欄で突っ込んでくれると嬉しいです。オレだけじゃなくて記事を読みに来た人も助かると思うし。
ということでまた機会があれば。
あと本当にどうでもいいけどDomus Aureaを黄金劇場と訳すのはFateやってる奴だけなので注意。もちろんタイトルに黄金劇場と銘打った理由は特に無い。
コメント
とても的確な内容なので間違ってる所だなんてとんでもない。
強いて言うなら、メタ次第で《払拭/Dispel》をメインに1枚取ることがあるって位でしょうか。
《対抗呪文/Counterspell》と違って無理なく構えられますし。
今はエルフの関係で入ってないことが多いですが。
速攻で本人に補足されててさすがに恥ずかしいですw
払拭を取ることもあるんですね、確かに活躍出来る環境なら強そうですね。
コメントありがとうございました。